川越画廊 ブログ

夢の会話

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瑛九 夢の会話
リトグラフ 1956年 42×26cm  ed.3/6  スタンプサイン

だいぶ以前 瑛九の版画は、どこか神経質でなじみにくく感じられた。
もともと日本では、シュールリアリズムというのがあまり人気がなかったように思われる。
ところが昨今、シュールっぽい作品の氾濫で、
瑛九の作品の何と安心して見られること。
しっとりとした詩情が漂っていませんか。



今春は市内に三つの画廊がオープンする。
「呼友館」というのは、吉岡正人という人でオープンするそうで、美術館のような立派なパンフレットをもらった。「ギャラリーR+」というのは劇団関係の人が経営するらしい。
小林画廊さんは、浮世絵、オールドマスターの版画、駒井哲郎などを扱うらしい。

先日は、高崎で購入したビルでギャラリーを開設したいという人と現地を見てきた。
高崎は地方再生の国の資金が下りたとかで、何百億かけて駅周辺を整備している。駅の両側に美術館があり、人口は川越と同じだというのにビルが立ち並び、街の様子は圧倒的に立派だった。それでも歩いている人は少ないように見えた。

それはともかく、高崎へ向かう途中の車でNHKラジオを聴いていたら、名前を忘れましたが
障害を負って車椅子生活になった人が、
「自分は障害を負ったことで生かされた。以前の自分であったら生きてゆけなかった。」というような内容の話をされていた。

花の種が暗くしないと芽を出さないとか。ある時から親鳥が子鳥に餌を与えなくなるとか。
我々凡人のレベルでは、障害でなくとも、困難とでもいうものは、生きろとか新しいステップに踏み出せとかいうことを促す刺激なのではないだろうか。

ちょっと飛躍かもしれませんが、不景気な時に画廊が増えるというのも
困難が新しいものを生み出す刺激になっている、とも言えるのではないでしょうか。









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by kg142 | 2009-01-31 18:17 | アート