川越画廊 ブログ

2009年6月18日

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秩父へ伊藤雄介展を見にゆく。
同行した馬場文衛さんは、フジアールという所でTV番組のセットのデザインをされていた方で、開廊当初からのお付き合いだ。
伊藤さんも美術館のカタログなどのデザイナーで、現在は画業をメインにされている方だ。

会場の秩父市芸術文化会館は、秩父盆地とは思えない広大な空き地の端にあって、元は太平洋セメントの建物だったのだそうである。この空地はセメント工場だったところで、一部が近々ショッピングセンターになるとのこと。

展覧会は「秩父札所を描く」というタイトルで、一番から三十四番までの札所を描いた水彩画。
札所を全部描くという人はあまりいないのだそうで、地元のメディアの取り上げられたとのこと。
この日も遍路装束の団体が来ていた。

そばを食べて秩父神社へお参り、神社前で和銅最中を買った。(和同開珎は秩父の銅で作られたとのこと)

そのあと「やまとーあーとみゅーじあむ」を目指して、羊山へのぼる。
(画像は、ここからの秩父市街の眺め)
羊山は芝桜で有名だが、雨なのでパス。
美術館は、棟方志功のコレクションが有名で、釈迦十大弟子は再制作される前の初版の作品が見られる。
水彩画の秀作が多く展示されている。どれも戦前の作品なのに、保存状態が極めてよい。
棟方がねぶた絵の影響を受けていることもよくわかる。

帰りに展覧会場で会ったUさんの画廊喫茶へ寄った。
以前から何人かに聞いていたので今回寄ろうと思っていた所で、往路は場所が分からず寄れなかったのが、偶然展覧会場で本人に出会ったのでした。

お店といっても看板もなく普通の民家。それでも中には陶器や絵画が展示されていた。
お客さんは月に数人とのこと、最近畑を借りたとかで、まさに晴耕雨読の日々らしい。
もともと興味があるので、暮らし向きなどいろいろお聞きしました。

最近となりに翻訳家が越してきたとか。そういえば銀座で画廊をしているTさんに、独文学者のお父さんがこのあたりに別荘を持っていたことがあるとお聞きしたことがありました。
飯能から奥武蔵、秩父にかけては、最近都内から移ってくる人も多いらしい。

久々のドライブでした。










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by kg142 | 2009-06-19 12:31 | アート