川越画廊 ブログ

2010年6月2日








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以前に柿本人麻呂のことを調べていたとき、
「帋灯(しとう) 柿本人磨呂」という本を図書館で借りた。

真偽はともかくとして、この本には驚くべきことが書かれている。
たとえば
持統天皇を挟んで、天武、文武の二人の天皇は双子の兄弟であるとか、
また人麻呂は文武天皇の子で、持統天皇の愛人であったというのである。

科(とが)を受けた人麻呂は、中国の古い刑にならって、
額に赤い刺青を入れられて地方に流され、
持統天皇亡き後に都にもどり、赤い額から「山辺赤人」と名乗ったというのである。

これは「大日本哥道極秘伝書」という書物を根拠に書かれていて、
江戸以前は、「古今伝授」として官位の高い貴族に口頭で伝授されてきたものが、
江戸時代に将軍の知るところとなって、書きとめられたということである。

大沢昌助展になんの関係があるかと思われると思いますが、

昌助夫人の季美子さんは旧姓北村季美子といって、北村季吟の子孫なのです。
北村家は代々幕府の歌学方という役職にあったということなので、
これに近い情報を管理していたのではないかと思われるのです。

ご子息の泰夫さん達とうなぎ屋でそんな話をしたのでした。
by kg142 | 2010-06-06 14:32 | アート