川越画廊 ブログ

2010年7月2日





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泉茂 油彩・キャンバス 25号 1955年 デモクラート時代の作品






土日画廊へ田中毅展を見に行く。西武新宿線新井薬師駅で降りて
12時オープンということなので、ポエムという喫茶店に入る。
近頃あまり見かけない昔風の純喫茶(古い言葉かな)という感じで、とても雰囲気が良かった。
画廊は、唱歌「たきび」のモデルになったという垣根の隣の住宅の2階にある。
小部屋を2つ板張りにして画廊にした、これまた昔風で雰囲気がいい。

西武線で川越に戻る途中に「沼袋」という駅があるが、「池袋」とどういう関係なのだろうか。

3時から私立美術館で「竹久夢二展」のオープニングがあった。
丸木美術館のOさんがこれからスカラ座でおすぎさんのトークの司会をすると言われたが、
まだ券が余っているか聞かなかった。

宮崎日日新聞が「あかつき」の載っている紙面を送ってくれたが、
ネットのページには写真がないので、アイオーのぺーじをリンクします。

瑛九、池田満寿夫、吉原英雄、泉茂・・と亡くなってしまい、
靉嘔は貴重な生き証人だ。80歳になってもけして権威主義的ではない。

デモクラート以外にも中村正義の東京展など、権威主義に反旗を翻した運動はいろいろあったが、
ネット時代になって旧来の権威はあっさりと崩壊した。

また俗な話になってしまいますが、
それを端的に現しているのが価格ということになり、
つまり昔の有名大家の価格が安くなってしまった。

そこで新興画廊は過去と決別して、画商からギャラリストになり、デフレになっていない作家、
つまり過去数回のバブルで価格高騰しなかった(市場のなかった)作家を扱うこととなったわけである。

すなわち、女性作家、彫刻作家、シュールレアリズム系作家(こういう表現は古いかもしれませんが)、若手作家・・などである。

そもそもこういうことを書く一般人がいることが、権威の崩壊につながるわけですが、
心配することはありません。
崩壊する権威は、元々権威ではないわけですから・・
失礼しました。
by kg142 | 2010-07-02 18:14 | アート