川越画廊 ブログ

2011年10月13日

石原宏策は、出征を前にして知人に200余点のデッサンを託したという。
死を覚悟してのことだった。
それらは記憶にとどめようと描かれた風景だった。

藤牧義夫は、風呂敷に包んだ「隅田川絵巻」を小野忠重に託して失踪する。

谷中安規は、ガード下のバラックで差し入れの食事を拒んで死んだ。
餓死だといわれている。


c0122967_1631224.jpg

石原宏策  雨  コンテ 385×545mm  sold


c0122967_16324551.jpg

石原宏策  橋  コンテ 385×545mm   sold


c0122967_1633220.jpg

石原宏策  水門  コンテ 385×545mm  sold 


c0122967_1633249.jpg

石原宏策  萬鋸目立  コンテ 310×430mm  sold



石原宏策は、運よく戦争から生きて帰った。
国画会などで活躍して、長寿を全うする。

描いた時の気持ちは一緒でも、見る側の意識で違って見えたりする、ということはないだろうか。




4人展 夢と記憶
駒井哲郎(1920-1976)・久保卓治(1948-)・石原宏策(1914-1998)・深沢史朗(1907-1978)
2011年10月18日~29日  23(日)・24(月)休



額装見本
c0122967_17302255.jpg

今回 主だった作品を特注額にセットいたしました。
価格は額縁込みの価格です。

この作品は、岡鹿之助、長谷川潔を思わせるほど精緻に描かれています。

HPとブログとで 展覧会のタイトルに違いがありました。
コンテを木炭と記したページがありました。
失礼しました。

価格は試験的に表示していますが、後日削除いたします。
by kg142 | 2011-10-13 17:40 | アート