川越画廊 ブログ

2012年1月15日


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岩崎勝平 藤棚 1925年 4号 美術学校一年の時の作



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港 制作年不詳 4号




岩崎勝平の経歴については「川越の鬼才 岩崎勝平」(平成四年川越市立博物館)で小林誠氏が詳しく解説している。

勝平は戦後亡くなるまでのほとんどを、川越市小ヶ谷の内田家の離れに居を構えた。離れはこじんまりとした二階建ての洋館だった。
私が訪ねた頃はご当主の内田一正氏は健在で、勝平や父親の象水の絵を見せていただいたことがある。内田象水は長男ながら画家を志望して分家しヨーロッパへ留学もした,牧野虎雄の弟子に当たる人だ。詳しい経歴は分かっていないが、作品は一正氏が勤務した市内の男子高校に寄贈されている。
一正氏はその名前からロク(六)さんと呼ばれた化学の名物先生だった人で、私も教ったことがある。

内田家には河鍋暁斎が逗留したとか、淡島椿岳伊藤八兵衛などがそこの出身だとか(本家からか?)画家に縁のある家なので、勝平を援助したのかもしれない。
by kg142 | 2012-01-15 13:08 | アート