川越画廊 ブログ

2012年7月1日





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大沢昌助展は久々に案内ハガキを印刷したためか(いつもは手作りはがき)、連日多くの来場者があります。
なれない気疲れもあって、会食のお誘いをご遠慮したりして失礼しております。

昨日は、「ある画家の作品を画集から切り取って壁に掲げていたら、その作品が自分のもとに来た。」という話をされた方がありました。思いが通じたということなのでしょう。

先日頂戴した「わの会の眼 コレクターたちの静かな情熱」に大沢昌助の作品を紹介している方がありました。 また以前画廊でもとめた「昭和遠望 拾いあつめた絵への鎮魂歌」(伊藤順一著)にも大沢昌助の作品が紹介されています。

練馬区立美術館ニュース16 に「・・・大沢昌助は目立つことを望まなかった・・・」(上山陽子学芸員)という文章がありました。
無名の小さな画廊で晩年10回も続けて新作個展を開催してくださったのは、先生のそういう姿勢から来ているのかと改めて思う次第です。当方も何かにつけて引いてしまうマイナーな性格の為、大沢昌助という人格と作品に引きつけられるのかもしれません。

「日本一の◎◎画廊」 と大風呂敷を張ってせいぜい食いぶちを稼げる程度の零細業界にあって(失礼!)、マイナーなんて言っているとただ消え去るのみと言われそうです。
そこでこの際、「日本一のマイナーな画廊」というのはどうかと思うこの頃であります。

そういえば
先生がそろそろ重要な役職が回ってくるのを察して二科会を退会したら、織田広喜氏が一週間慰留の為に訪ねてきたそうです。会長でもされていたら、また違った見方をされたのかもしれません。
by kg142 | 2012-07-01 12:27 | アート