北川民次のエッチング
北川民次のエッチングは最初 泉茂や木村茂が摺っていたが、1970年頃浅川幸男が担当することとなってから集中的に制作されるようになった。
エッチングはリトグラフに比べて艶っぽいテーマが多く、元はメキシコの紋章からとられたというバッタは作者自身を象徴する存在として描かれているようでもあります。
下の5点は手彩色の連作で、民次のエッチングとしては比較的大きなサイズで、エッチングの代表的シリーズです。
抱擁(手彩色) 1971 20.5×29cm ed.100(内50部が手彩色)
横たわる裸婦とバッタ(手彩色) 1971 20.5×29cm ed.100(内50部が手彩色)
かいうの前の抱擁 (手彩色) 1971 29×20.5cm ed.100(内50部が手彩色)
手鏡を持つ裸婦(手彩色) 1971 27.5×21.5cm ed.100(内50部が手彩色)
倒れたバッタと群衆(手彩色) 1971 29.5×20.5cm ed.100(内50部が手彩色)
by kg142
| 2013-11-23 20:27
| アート