川越画廊 ブログ

6月6日





靉嘔展ほかのお問い合わせメールにつきまして、調べ物など必要な場合は返信等遅れている場合があります。ご了解ください。

さて靉嘔展会期は終了しましたが、もう少しつづきです。
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靉嘔 巨大な鳥 油彩 1955 116×90cm

虹以前のごく初期から、靉嘔の作品はポップな感じがします。
また、色彩も基本は赤青黄の虹の基本形になっているものが多いようにも見えます。




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靉嘔 久保氏の肖像A 1974 シルク 30×24cm

少し前の森美術館のウォーホル展を見ましたが、1点3万ドル(記憶があいまいですが)(2点だと割引き)で肖像画を受注し、大成功を収めて、「成功しているビジネスはアートだ」となったそうです。
靉嘔も肖像画を受注したらヒットすることでしょう。しかし、そういうことはしないのです。

FLXSUSの、商標主義に反対するというテーゼがしみ込んでいるのです。
FLXSUSの一部のメンバーは虹の靉嘔をどう見ているでしょうか。しかし、同じFLXSUSのヴォイスの作品は高額で取引されています。意図と結果と異なるのは美術作品の通例です。

デビュー作「田園」や「大地」から現在に至るまで、靉嘔はすべてにおいて一貫しています。

田園の下に書かれている言葉
食うために 生きるために耕す 父母兄弟 姉妹に贈る

靉嘔を商社マンのようだと言った人がいましたが、ウォーホルのアートビジネスとは異なります。
どのアーティストにも共通する営為です。
そこがあか抜けないところだと言うなら結構。

靉嘔のヒューマニズム、オプティミズム 万歳!!
(以上は個人的見解であります)
靉嘔の考察はまだまだ続きます。





次回は
オノサトトシノブ&瑛九二人展
7月1日-12日 日・月 休廊



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オノサトトシノブ 59-B リトグラフ 1959 30×49cm ed.50



















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by kg142 | 2014-06-06 18:00 | アート