川越画廊 ブログ

太極図

梶田隆章先生のノーベル賞受賞で、素粒子や量子論の解説がされています。

光と電子についてはその性質が良く研究されていて、その性質を利用してパソコンやスマートフォンが作られています。
光と電子は最も身近な素粒子で、あるときは粒子としての性質を持ち、またあるときは波としての性質を表します。
光、電子、ニュートリノなどの素粒子は粒(粒子)であって波でもあるという不思議なもので、その研究をすることを量子論というわけです。

量子論の確立に貢献した物理学者ボーアは、素粒子が粒と波の二面性を持つという相補性について、道教で用いられる太極図を用いて説明しています。


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太極図



この太極図がオノサトの作品の中に出てきます。
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オノサトトシノブ 巴と四つの小円 油彩  1986



巴の円 は一見風車のようですが、よく見ると上の大極図を裏返して二つ重ねています。
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オノサトトシノブ 巴の円  水彩1969


オノサトトシノブはモンドリアンンを見るためにニューヨークに出かけたりしていますが、この作品はモンドリアンのブロードウェイ・ブギウギにかけて、ミルキーウェイ・ブギウギと呼びたいような作品です。
モンドリアン的という意味でも、この作品はオノサトとしては実にモダンな作品となっています。








新年 1月の常設展示小企画  「瑛九の版画」
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瑛九 ドンファン  リトグラフ 1957 ed.20 40×53cm 
by kg142 | 2015-12-16 19:11 | アート