関根伸夫・李禹煥二人展
関根伸夫と李禹煥は「もの派」という戦後日本美術の美術運動の双璧なのです。
二人が新宿の喫茶店で連日議論して、もの派のコンセプトが出来ていったのです。
関根伸夫は、斎藤義重に薫陶を受け、高松次郎のアシスタントの経験から多くの示唆を受けたものと思われます。
直感の鋭い関根は、コンセプトを作品化することにおいて天才的な作家です。
しかし、直感ですべてを理解してしまう天才は往々にして、愚直に制作を持続することに意味を見出せません。
関根伸夫は、その後環境美術へと関心が向きました。
それに対して、李禹煥は、作品制作の継続と深化へ向かったのでした。
30年を経て、再び関根伸夫は環境美術から個人作家へと軌道修正したのです。
30年前の二人を版画によって確認します。
二人が新宿の喫茶店で連日議論して、もの派のコンセプトが出来ていったのです。
関根伸夫は、斎藤義重に薫陶を受け、高松次郎のアシスタントの経験から多くの示唆を受けたものと思われます。
直感の鋭い関根は、コンセプトを作品化することにおいて天才的な作家です。
しかし、直感ですべてを理解してしまう天才は往々にして、愚直に制作を持続することに意味を見出せません。
関根伸夫は、その後環境美術へと関心が向きました。
それに対して、李禹煥は、作品制作の継続と深化へ向かったのでした。
30年を経て、再び関根伸夫は環境美術から個人作家へと軌道修正したのです。
30年前の二人を版画によって確認します。
by kg142
| 2007-05-28 12:15