川越画廊 ブログ

カテゴリ:アート( 677 )

6月9日


c0122967_15380667.jpg


大沢昌助の墓は、四谷の西念寺(新宿)にある。
この寺は江戸初期に服部半蔵が出家して建てた寺だ。
笠間に親鸞が東国布教の拠点にした西念寺(笠間市)があり、半蔵は鎌倉期のこの寺を意識していたかもしれないし、死して後も江戸城の西を守るという意味を込めたのかもしれない。大沢家は半蔵に近い旗本であった様だ。

さてこの作品のタイトルは「緑の影」というが、練馬美術館のカタログにある原画の水彩画には「単色の構成」となっている。(変身と変貌 大沢昌助展1991 #119図版)

「単色の構成」のほうが「アルバースのビン」に近いが、没後20年ということでは、なんとなく観音像にも見えてきます。



c0122967_15382896.jpg



by kg142 | 2017-06-09 16:39 | アート

5月24日 


c0122967_12481447.jpg
左:1995 30号  右:1984 40号M










c0122967_17563548.jpg

大沢昌助 コンポジション アクリル・キャンバスボード 1990 33×19cm


久々の展覧会は、最初の1週間が無事に過ぎて、順調に推移しております。




《お知らせ》

加藤清之展 -陶の軌跡-
2017年5月19日(金) ~ 2017年5月28日(日)
銀座和光 にて開催中
http://www.wako.co.jp/
http://www.wako.co.jp/exhibitions/541


c0122967_13392328.jpg



c0122967_13390362.jpg
























by kg142 | 2017-05-24 17:59 | アート

大沢昌助展 2017

c0122967_15085470.jpg




水平線1をマーク・ロスコに例えて言われた方がありました。
しかしタイトルが示しているように、具体的なものをイメージした再現絵画とでもいえるもので、抽象表現主義というよりも少し以前の例えばモンドリアン的な作品かもしれません。
モンドリアンの絵画はまったくの抽象であっても、元は木であったり道路であったりするわけです。

この時期マーク・ロスコを研究していたとしても、青地のマチエールは実見してみれば、油彩画家の筆致そのものです。左の小品を見ると、同系色の調和というアルバースにより親近感を持っていたようです。
事実大沢先生のコレクションにアルバースの作品がありました。
右の緑の瓶は、モランディとアルバースの融合とでも言えるかもしれません。

88歳の時に銀座和光で開かれた「ソフトライン」の個展は、大沢によるサイ・トゥオンブリーの研究成果とでも言えるものでした。
最晩年は、アウトサイダー・アートを研究したりもしていました。
多くの画家が自作の模倣に陥ってしまいがちになる中で、大沢昌助は生涯進化を続けた稀有な画家でした。

大沢絵画はまさに変身と変貌であり、静物画はモランディ、風景画はド・スタール・・・というように一部の作品に類似性を指摘する人がいたとしても、深い洞察と研究によってすべてが大沢絵画になっているということを、多くの人が気付いていると思います。




by kg142 | 2017-05-04 15:25 | アート

昨年の展示風景

c0122967_14122103.jpg
2016年の大沢昌助 展示風景





















by kg142 | 2017-04-28 14:23 | アート

関根伸夫 大沢昌助



c0122967_21104932.jpg
関根伸夫 Touch Black  リトグラフ 1976 ed.12  65×92cm(額サイズ)

東京版画ビエンナーレへ大賞狙いで出品した、作者会心の一作。






c0122967_21120131.jpg
過去の大沢昌助展の展示風景。(リトグラフによるモノタイプ展)























by kg142 | 2017-04-16 21:22 | アート

4月8日 大沢昌助展の日程

c0122967_15000906.jpg
大沢昌助 水平線 油彩・キャンバス 1983 162×130cm(F100号) 


大沢昌助展 Osawa Shosuke1903-97

2017年 517()610() 

水・木・金・土 のみopen 12:0017:00

オープンの曜日・時間にご注意ください。 


今年は没後20年になります。
20年前の5月15日に、私は磐梯山の裾野の温泉に泊まっていました。仙台方面から夜中に着いて、バイクで温泉巡りをしているという青年と私以外、客がいない小さな宿でした。
翌朝訃報を聞いてアトリエへ伺うと、何人かの人が集まっていました。葬儀をアトリエで執り行うということで、わたしも家具などを移動しました。今年このアトリエを整理したとのことですが、20年よく維持されたと思います。


この作品は
変身と変貌 大沢昌助展1991(練馬区立美術館)カタログ#71(図版掲載)




















 


by kg142 | 2017-04-08 16:42 | アート

4月4日 今日の桜

c0122967_14591209.jpg
埼玉県内の桜。  ここでは、9分咲きというとことでしょうか。















by kg142 | 2017-04-04 15:20 | アート

現在の展示 3-4月



c0122967_21015802.jpg
左から 草間彌生  オルデンバーグ  ジムダイン  靉謳 















by kg142 | 2017-03-11 21:04 | アート

12月23日






c0122967_13021426.jpg

天皇誕生日 日和田山金毘羅宮からの眺め。 右下が彼岸花の巾着田。
今年亡くなられた登山家の田部井淳子さんが、ご主人と日和田山へよく登られていたそうです。(報道に拠りますと)

物見山から武蔵横手の駅に下って、一駅電車で高麗駅から日和田山の駐車場へと、およそ4時間の歩行でした。
ガイドブックに初心者向きのコースとありますが、80キロの体ではけっこう歩きでがありました。

Hさんと、やきとりの前にハイキングへという話が、当方にしては本格的歩行となりましたが、お誘いのおかげで運動できたと感謝であります。






川越画廊のホームページ
by kg142 | 2016-12-24 09:04 | アート

ブブノア

c0122967_19081657.jpg

ワルワーラ・ブブノワ 花 リトグラフ手彩色 40×32cm

ブブノアは、1922年 妹小野アンナを頼って来日、日本におけるリトグラフの啓蒙普及などに貢献する。ロシア時代にはヨーロッパ各地を歩き印象派などを研究する。フランス語、ドイツ語、英語、ロシア語など堪能なため早稲田大学、外語大学などで教鞭をとる。
1958年画業50周年展を開催後アンナとともに帰国、ロシア各地の美術館に作品が収蔵されている。
小野アンナは、諏訪根自子前橋汀子を教えたバイオリン教育者。


川越画廊のホームページ
by kg142 | 2016-12-21 19:33 | アート