川越画廊 ブログ

カテゴリ:アート( 673 )

11月2日



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行列 石版画 29×39cm

 
1955年6月7日~26日、ブリジストン美術館で「ヘンリーミラー水彩画展」が開かれた。
瑛九とともにこの展覧会を見た久保貞次郎(敬称略)は、展示作品の中の水彩画を購入、これが最初のHミラー作品のコレクションとなった。
このとき瑛九が「ヘンリーミラーは自由だ」と言ったといわれている。

そのとき購入したのが、行列(1955)、道化師B(1954)、子供っぽい夢(1954)の3点で、ここに掲げた作品は1973年になって版画におこしたものである。




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道化師B 石版画 47×41cm


モノクロあるいは線描作品であれば、作者が版に直接描けば、それを版下として石版画を摺ることができる。
しかし カラーの作品は、色ごとの版下を造らなければならないので、そう単純には行かない。

水彩画から色版に分ける作業を久保の近くにいたアーティストが手伝っている。




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子供っぽい夢 石版画  33.5×24.5cm


現代美術という範疇から見れば、写真製版だろうがどのような制作方法でも、作者が認めてサインしていればオリジナルとして通用している。
当時はあくまで手作業にこだわったということかもしれない。



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ヘンリーミラーの版画の出版は、久保貞次郎先生の大きな仕事の一つであったと思います。

10月31日で久保先生没後20年となり、今展は節目の年の開催となります。
これを機会に、画家ヘンリーミラーの認知と評価の進むことを期待したいと思います。









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by kg142 | 2016-11-02 18:04 | アート

ヘンリーミラー展


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H・ミラー ブルックリンボーイ  石版画 1979 53×45cm ed.200  


ヘンリー・ミラー 展
Henry Miller (1891-1980) 石版画とセリグラフ
2016 11月8日(火)-19日(土) 
12:00 -19:00 open  日・月 休み


ヘンリーミラー(1891-1980)の絵画は、豊かな色彩と自由な描画スタイル、そして何よりも「愛をテーマにしている」という点において、同時代の画家シャガール(1887-1985)に共通するところがある。

ただしシャガールが生涯妻べラへの愛をテーマにしていた点において、H・ミラーとは異なっているかもしれない。 いわば、H・ミラーはちょい悪シャガールとでも言えるかもしれない。
多くの作品にダビデの星が描かれているが、ミラー自身はユダヤ人ではなかったようだ。





不定休があります。展覧会会期中以外は、ご来場前にご確認ください。

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by kg142 | 2016-10-28 19:06 | アート

10月26日



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谷川晃一 赤い夜の鳥  アクリル・キャンバス 1992年 0号



葉山で谷川夫妻の展覧会が開かれています。


「陽光礼讃 谷川晃一・宮迫千鶴展」
2016年10月22日~2017年1月15日
神奈川県立近代美術館 葉山
http://www.moma.pref.kanagawa.jp/museum/exhibitions/2016/yokoraisan/





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by kg142 | 2016-10-26 15:03 | アート

10月20日



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木村利三郎 CITY207 シルクスクリーン 








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2014年9月の追悼展の展示風景






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木村利三郎氏 2008年ごろ 川越にて


木村利三郎先生は、2014年5月にニューヨークで亡くなられて、アトリエに残された作品はNY在住の友人画家たちの協力で日本へ送られました。
それらの作品の一部が、北海道から九州までの10の美術館に収蔵されました。(現在進行形)
そのうち2館では、企画展示が予定されているとのことです。
今後先生の作品を多くの方がご覧になり、評価が高まってゆくことを期待したいと思います。







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by kg142 | 2016-10-20 15:41 | アート

臨時休廊



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明日 15日(土)、16日(日) は川越祭り。

近年特に人出が多く、画廊の入り口も混雑で入ってこれない状態となることが予想されますので、臨時休廊いたします。

万が一、遠方よりお祭りに合わせて来場される方があったらと毎年迷うところですが、騒がしく絵を見るような雰囲気でないので、よろしくお願いいたします。
by kg142 | 2016-10-14 19:38 | アート

10月13日


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オノサトトシノブ シルク28 1969  30×30cm ed.160
普通中心に基本となる一つの円が描かれているが、この作品のようなパターンは珍しい。



オノサトトシノブ展は盛況のうちに終了しました。会期中はオノサトの版画を摺られていた岡部徳三さんをご存知の方が、何人か来られました。
岡部さんが亡くなられて10年、オノサトが亡くなって30年、10年が早いと思われるとともに、遠い昔のようでもあります。
何事も少し前のものが一番古臭く、一時代を経ると新鮮に新しく見えるということなので、まさにオノサトは今、新鮮に見られています。

来年もまた、オノサトトシノブ展を開催いたします。



今朝はパソコンが立ち上がらず画面が真っ黒なままで、大変なことになったかと思いました。
ふたを開けて掃除したり、ボタン電池を換えたり・・悪戦苦闘6時間、ブログが書ける状態まで回復しました。

10年物のVISTAパソコンを使っているのは、HPソフトが8.1や10に対応していないためです。
もしも長らくHPが更新されないような場合は、パソコンの事情ということでご理解ください。


先日 アイフォンではHPのボタンが見えないということをお客様よりご指摘いただき、
HPの表紙の下部にもブログにリンクするボタンを設置いたしました。











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by kg142 | 2016-10-13 17:12 | アート

10月7日 




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オノサトトシノブ 海の石 油彩 1952年 45.5×38cm 




東京国立博物館で 生誕百年記念 小林斗盦(とあん)展 が開かれます。
篆刻界で最初の川越で最初の文化勲章受章者です。

晩年まで週何日かは画廊前を歩いてお店に出られていて、度々お見かけしました。
画廊印の一つは、斗盦工房作のものです。
中国書画コレクションは貴重なものとお聞きしております。


生誕百年記念 小林斗盦 篆刻の軌跡 印の世界と中国書画コレクション
東洋館 8室 2016年11月1日(火) ~ 2016年12月23日(金)


http://www.tnm.jp/modules/r_free_page/index.php?id=1825
by kg142 | 2016-10-07 17:53 | アート

9月30日

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油彩・キャンバス 10×10cm 1979年




オノサトトシノブは外出することはほとんどなく、毎日 朝アトリエに入り、終日キャンバスに向かい描き続けたという。

大作は制作に数週間あるいは数ヶ月を要するので、なかなか完成の達成感が得られない。

そこで、ミュニアチュールを描いて精神のバランスをとり、集中力を維持していたのではないだろうか。

オノサトの作品は大作も小品も同じ集中力で端正に描かれていて、手抜きしたものがない。

またそれらは、マスキングなどせずにすべてフリーハンドで描かれている。

多くの人が60年代の油彩・水彩に手作り感を感じるというのは、絵柄や絵具の変化もあるが、70年代以降により技術が熟達したことにもよるかも知れない。

70年代以降もあくまで手作りであり、よりピュアーで現代的な作品になっている。

戦後抽象美術のスタンダードでありながら、古びず愛らしく、多くを語らず、手元で愛でたくなるような作品は、あまりない気もいたします。
by kg142 | 2016-09-30 17:58 | アート

オノサトトシノブ展





オノサトトシノブ 展
Onosato 油彩・ミニュアチュール
2016 9月28日(水)-10月12日(水) 
12:00-19:00 open  日・月 休み

'70~'80年代の10×10cm油彩14点、海の石'52(タケミヤ画廊個展)ほか 

by kg142 | 2016-09-27 17:49 | アート

9月24日


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美術の秋  たくさんの展覧会が開かれています。

今年はパンフレットもたくさん送られてきたように思えます。

そこでテーブルに並べて、ミニ美術館のような雰囲気にして価格など表示せず、格調高めに展示いたします。
(オノサト展の展示)

今日から始まった「さいたまトリエンナーレ」は今年が初回で、パンフも一番たくさんあります。

一度行かれてみてはいかがでしょうか。


さいたまトリエンナーレ
9月24日(土)~12月11日(日)
https://saitamatriennale.jp/





東京都美術館で日本版画協会の版画展が開催されます。

当方の画廊に招待券がございます。

日本版画協会 版画展
10月5日(水)~19日(水)
http://www.hangakyoukai.com/
by kg142 | 2016-09-24 18:44 | アート