川越画廊 ブログ

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2009年8月28日




今朝は作品をお届けに、Mさん宅を訪ねた。
Mさんは作品の管理が大変だからと、駒井や恩地など長年収集された版画を一度処分された方だ。
その後今度は改めて油彩の収集を始められて、何点かお買い上げいただいた。

過去の作家の作品が次世代にうまく継承されないのが、デフレの原因のひとつだという人もあるが、
継承もされているように思う。

新人とか新しいものはニュース性があって注目されはするが、
誰もが新しいものを好むわけでもないように思う。

私も新人になかなか良いと思う作家が見つからないので、
ますます古いほうへ興味が向いてしまう。


9月11日~23日
瑛九 リトグラフ 展

を開催します。

リトグラフ15点とエッチング、油彩も展示します。



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シグナル リトグラフ 1957年 ed.20  鉛筆サイン  40×26cm  額装  

近々全画像を掲載いたします。










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by kg142 | 2009-08-28 19:26 | アート

2009年8月21日




東京圏に埋没していてあまり特徴のなかった埼玉県を見直して、
地元で文化活動を展開している方々。
気持ちだけですが、応援しています。




さいたま美術展 創発
http://srep.mikosi.com/
元県立美術館の学芸員 松永康さんが地図付きで県内の活動を紹介しています。





引込線
http://www.tokorozawa-biennial.com/
本格的です。大空間、アクセスが良い。




金沢健一「音のかけら」 最終日パフォーマンスも
8月4日~23日
http://www.city.kawagoe.saitama.jp/icity/browser?ActionCode=content&ContentID=1245229264073&SiteID=0&ParentGenre=1104984938735
連続企画として毎年夏開催しています。




宗形慧展 蘭山美術館
8月1日~30日
http://www.ranzan-mus.jp/
「つばさ」にあわせて(?)、新旧川越の写真が見られます。





川越スカラ座
http://www.k-scalaza.com/
一度閉まった映画館が、ボランティアによって復活しました。











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by kg142 | 2009-08-21 13:45 | アート

2009年8月19日






お盆を過ぎると急に朝夕秋めいてきました。
夏休みも終わって、今日からオープンしました。

埼玉県立近代美術館の長沢英俊展
ようやく見てきました。
一階の常設展会場に「もの派」の作家の作品も展示されていて、
対比してみることができます。

毎度のことですが、「画商が(評論家でもないのに)作品について論じるのはけしからん」
と思われる方もあるかもしれませんが、
あくまで、見た目の感想ですので・・・

川越、川島とほかの会場の作品もそうですが、長沢氏の作品は
バランスの作品が多くあります。
重い台座に固定されているのではなくて、ヤジロベイのように
うまくバランスをとって安定しているのです。

以前に世田谷美術館で「ファッツィーニ展」を見たとき、
木端を貼り合わせた動きのある裸婦像に感動した記憶があります。
無理なポーズをとっているのに安定感があるのです。

生身のモデルはどんなポーズをとっていようが、
バランスをとって立っているわけです。
ということは、彫刻にしてもバランスをとっていなければならないはずです。

一般的に(人形・フィギュアは別として)日本の彫刻は直立不動です。
あまり動きのある作品は少ないように思います。
西洋の彫刻は、体に顔が付いているのに、
日本の彫刻は、顔に体が付いているようです。
バランスというか、安定感がとれないのです。
(鎌倉時代の彫刻は別かもしれませんが)

テレビのサスペンス劇場などの最後はたいてい
回想と告白の場面です。
砂浜などで、何人かが立って会話をするわけですが、
せっかくロケしているのに、体に存在感がなく
みな 顔で演技しているように見えます。

ところが西洋の映画など見ると
会話の場面で顔がアップになっていても
下に体が付いている感じの存在感があるように思えます。

私個人の偏見ということもありましょうが、

長沢氏が 、「存在とはバランスである」 というような
一点集中でこれらの作品を制作している
という風にも見ることができるように思えるのです。


もいひとつ


一階の「もの派」の展示をみてから
長沢作品を思い起こしてみると
「もの派」の作品が、説明的に共感を求めてくるのに対して、
長沢作品は、しいてわかってもらわなくても良い
というようにあっけらかんとしているようにも見えます。

「もの派」が庶民的で長沢氏が貴族的
というふうにも言えるかもしれません。

どちらが良し悪しとは言えませんが。


また ながながと失礼しました。
















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by kg142 | 2009-08-19 20:23 | アート

2009年8月7日




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笹島喜平



画廊のあるビルは斜線制限からか、窓側の一部は上の階がなくトップライトになっている。
今日のように夕立があると、ガラスに雨が当たって、パラパラと雨音が涼しさを演出して心地よい。
(パソコンの上が天窓なのです。)

今日は「展示作品が一時代前の作家ばかりですね」
と言われた方があった。
(実はたびたび言われます)

創業当時から老作家をよく企画していたので、今に始まったことではありませんが、
若い作家を取り扱うというのは、今後の課題とします。

美術界もこの夏一部に上向き傾向が見られるとのことですが、どうなのでしょうか。
























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by kg142 | 2009-08-07 19:11 | アート

2009年8月2日






今年の島州一展は来年以降に延期しましたので、
今回の夏の展示(掘り出し物展)に、
新作の一部を展示させていただいております。




島州一 油彩・キャンバス  0号(17.9×13.9cm)
40,000円(額なし)  以下の6点共通


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ボナールの夢







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リンゴの心







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果柄








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人と猫









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地図の人









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髪結女








「掘り出し物展」というのは、骨董屋みたいですね、
と言われた方もありましたが、
興味を引いていただいたのか、多くの来場者がありました。

売約作品につきましては、順次違ったものを入れ替えて展示しますので、
次の週末もよろしくお願いいたします。

























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by kg142 | 2009-08-02 19:35 | アート