川越画廊 ブログ

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尻焼温泉





今話題の八ツ場ダム近くにある尻焼温泉へ行こうと、
Aさんと午後4時過ぎに川越を出発。

日曜日午後、関越の上りは大渋滞、
しかしこの時間、下りはすいすいと進む。

ETC休日1000円を利用するのは初めて、
渋川で降りたら1300円でした。?

目的地には7時過ぎに到着。
橋の下をのぞくと真っ暗、
用意した懐中電灯を出してみるとなんと電池切れ。

雨は本降りになるし、灯りがないと
河原に降りる道も見つからない。
はるばる来たのにどうしましょう。

残念ですが、危険なのであきらめて、
途中通り過ぎてきた道の駅(六合)に温泉があるので、
そこへ行くことにして引き返す。

ところが、道の駅に車はたくさん止まっているのに、
どこも灯りが落ちている。
確かいちばん左手の建物が、温泉の入り口だったはずなのだが、
そこもcloseになっている。

灯りの付いている建物があったので聞いてみると、
宿泊施設なので、食事だけというのはできないとのこと。

ガクン。
夜空を眺めながら、川のお湯に入るのもおつなもんですよ。
と、私が言いだしっぺなのであります。

しょうがない帰りますか、
というので、来た道をまっしぐらに戻る。
川越に着いたのは、11時を過ぎておりました。

Aさんには借りを作ってしまった。

帰りのパーキングでカレーを食べながら、
5時間かけて食べに来たカレーはうまいね、
と言ってくれたので、
私も300キロのワインディングロードのドライブで、
ストレスが解消したように思えたのでした。


追記
あとでネットで調べたら、温泉は道の駅六合の裏側にあるのでした。
以前行ったときと、温泉の位置が変っていたのだ。
8時まで営業とあるので、我われが着いたのは確か7:30頃だったので、入浴できたのだ。
残念。
by kg142 | 2009-09-29 00:07 | アート

常設展






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鷹図  







10月は常設展といたします。(不定休)

常設展ながら、今まで展示したことのない珍しいものも展示いたしますので、お出かけ下さい。

上記鷹図(参考出品)は、伝狩野探幽 として所蔵しているものです。
探幽にしては、おとなしく、胸の表現があっさりしていると言う方がありましたが、
もう一点の軸装のものは、動きもあり、胡粉でぼってりと描かれています。

何の確証もありませんが、
なぜそのような希望を抱くかについて、
以下記します。




川越の東照宮(仙波東照宮)には、狩野探幽筆といわれる鷹絵額(十二面)が伝わっています。
これはもともとは、寛永14年に阿部重次(後の老中、岩槻藩主)が江戸城二の丸東照宮に奉納したものです。
創建当時の仙波東照宮は、寛永15年の川越大火で喜多院などとともに焼失しますが、寛永17年には、家光の命により再建されます。
その後二の丸東照宮の拝殿が川越に移築される時に、狩野探幽の鷹絵額もに川越に移されたと言われています。
日光東照宮、徳川家などに伝わる鷹絵額は、鷹図の屏風と組になっています。
ところが仙波東照宮には、鷹図の屏風は残されていません。

この鷹図は、江戸から川越に鷹絵額とともに移されたであろう屏風の一部分ではないかと思われるものです。

六曲一双 一二図あるはずですが、当方には三図のみあります。
by kg142 | 2009-09-26 19:30 | アート

2009年9月22日




自民党の総裁候補に「捨て石になる」と言われた方があったが、
捨て石というのは囲碁の用語で、
他の石を助けるため、あるいは外に新たな勢力を築くために、
死ぬと分かっている石を打つとか、すでに打ってある石を見捨てるということです。

テレビタックルで「捨て石」でなくて「置き石だ」と言った人がいましたが、
「置き石」というのは、実力差のある対戦のときに、
弱い方の人(黒石)がハンデを埋めるために、
事前にいくつか置いておく石のことです。

自分はネット対局というのをよくしますが、
囲碁から出た言葉がいろいろあるように、
教訓的な面もあって、おもしろいゲームだと思います。
(へぼな上にたいてい晩酌しながらなので、お恥ずかしい内容ですが)

20数年前渋谷の仕事先のマンションに、
若き日の宇宙流武宮正樹氏が住んでいらして、
いつかサインでもと思いつつ、果たせなかった記憶があります。

そのころの囲碁界は、木谷門下の天才的な棋士がたくさん活躍していましたが、
現在の囲碁界もそれに似た群雄割拠の時代に見えます。


瑛九展はあと一日
通常の展覧会に比べて入場者が多く、
特に連休に入ってからは、来場者の途切れることがありません。

したがって、賑わいに不慣れな画廊主としては、
へとへとになって、ブログ更新もままならないのです。
(とびとび更新の言い訳でした)
by kg142 | 2009-09-23 12:47 | アート

2009年9月15日



瑛九は1911年宮崎県生まれ、1960年に48歳で没しています。
50年近く前に亡くなっている画家なわけです。

ずいぶん昔の作家のようですが、
岡本太郎(1911-1996)と同年の生まれですので、そうでもないのです。

2011年には、生誕100年展が、二人同時に開かれることになるでしょうから、
とかく論じずらい瑛九の位置づけが、一歩進むかもしれません。

リトグラフは1956年、57年の2年間に集中して制作しています。

1954年に岡本太郎の「今日の芸術」が発表され、美術会で
話題となっていたと思われます。
当然、瑛九も読んでいたことでしょう。

日向あきこ氏の岡本太郎論によれば、
太郎はある時期、ブルドンの進歩主義から離れて、バタイユの神秘主義に傾倒した、
とあります。

芸術も科学技術のように、時間とともに進歩してゆくという考えから、
離れていったということのようです。

瑛九のリトグラフは、多くのバリエーションがありますが、
「ともしび」(前日のブログの最初の作品)に関しては、岡本太郎との類似性が感じられます。

(なんだ太郎に影響されたのか、と思われた方、ちょっと待って下さい)

確かに瑛九のリトグラフは、シュールリアリズムというよりは、
神秘主義に近いものかと思われます。(あと、ヒューマニズム)

二人はよく似たところがあります。
評論家、オーガナイザー、アジテーター・・
そして何より、二人とも大きな知性を有していたということです。

瑛九の言葉に
戦前のある時期画家になるチャンスがあったが、果たせなかった、
というのがあります。

はたして何年になって
新たに画家になることを決意したかはわかりませんが、
太郎の存在が、決意を強くさせたことは考えられます。

太郎は、偉大なアジテーターであっても
作品において成功しているようには見えないからです。

瑛九はリトグラフにおいてデッサン力、手わざを獲得しようとしているように見えます。
次に進むステップとしての修練だったのです。

そして58年、59年に画家として完結するわけです。


ずっと その後太郎の方は
世の中の進歩主義の生きずまりから、
その言葉(作品でなく)が生き返って、  (芸術は爆発だ)
若い作家に大きな影響を与えているわけです。
by kg142 | 2009-09-16 14:16 | アート

瑛九リトグラフ



リトグラフはすべて(サインのあるなしにかかわらず)作者自刷りのオリジナルです。
後刷りはありません。(版が残っていないので)

以下技法はすべてリトグラフ、サイズはレゾネの表記に従う。
#はレゾネ番号  すべて額付







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ともしび  1957  52×40cm  ed.10(表記なし)  #148
裏面に都サイン   






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ピエロ   1957  ed.25 40×26cm   #84
鉛筆サイン  






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シグナル  1957  ed.20  40×26cm   #98
鉛筆サイン  





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夢の会話  1956  ed.6  40×26cm  #61
スタンプサイン  裏面少ベニヤヤケ   






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着陸  1957  ed.20  36×26cm  #97
鉛筆サイン   







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鳥のソナタ   1957  ed.20(表記なし)  38×24cm  #108
裏面都サイン   






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鐘のひびき  1957  ed.20(表記なし)  39×27cm  #109
鉛筆サイン   


 




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森の入口  1956  ed.5  38×25cm   #9
鉛筆サイン  






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あそび  1957   ed.20(表記なし)   25×38cm  #114





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丘  1956  ed.12(表記なし)   40×28cm  #44
鉛筆サイン   






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白い叫び  1956   ed.10  40×28cm  #42
鉛筆サイン   







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母子   1956  ed.3(表記なし)  36×26cm  #7
裏面都サイン  






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四人  1957  ed.20(表記なし)  24×41cm #88
墨サイン  ヤケ・裏打ち  






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離陸 1957  ed.22(表記なし)   38×25cm  #94
墨サイン   ヤケ・裏打ち   
by kg142 | 2009-09-09 19:15 | アート

2009年9月6日






「瑛九リトグラフ展」 の会場風景をユーチューブへアップロードしました。


川越画廊は
川越 大正浪漫夢通り 入口右側のビルの二階です。
二階に出ている小さな旗が目印です。

地下鉄有楽町線 銀座一丁目駅から一時間、
池袋で東武東上線急行 に乗り換えれば、45分で川越駅に着きます。
クレアモールをまっすぐ進めば、大正浪漫夢通り へ至ります。

川越見物を兼ねて、お出かけになってみてはいかがでしょうか。




瑛九リトグラフ展
2009年9月11日(金)~23日(水)
11:00~19:00  会期中は 14(月)、21(月) のみ休廊 

埼玉県川越市連雀町14-2 〒350-0066 ☎049-225-3260
http://www.kawag.net/

リトグラフ14点(1点だぶっていました)、エッチング2点、油彩1点 展示中。
ホームページも更新して、展示風景を掲載しました。
各作品画像は、後日。
by kg142 | 2009-09-06 14:44 | アート