川越画廊 ブログ

<   2010年 06月 ( 6 )   > この月の画像一覧

2010年6月29日






c0122967_12034100.jpg

靉嘔 ガラス絵



c0122967_1231554.jpg

オノサトトシノブ 風景 油彩






いよいよ今晩は世紀の決選。景気もなにも気分の問題、もしも今晩勝利すれば
世の中元気づくこと間違いなしです。

さて
小規模なレコード会社、出版社、それに画廊もですが、
業界の盛り上がりに反して、あまり景気はよくないようです。
これは趣味趣向の変化というよりも、流通革命が起きていると見るのが正しいと思います。

いろいろな珍品が入ってきました。
コレクション展を開催したいのですが、出かける日程もあり、
とびとびの変則的な会期にしたいと思っています。


久々の更新ですが、あまり書くことがありませんでした。
by kg142 | 2010-06-29 12:55 | アート

2010年6月18日







c0122967_17104533.jpg
c0122967_17105541.jpg

鹿沼市立川上澄生美術館 「机の上の川上澄生」 1994年  カタログ


このカタログに「時計」の全頁が複製されています。
このカタログの中に次のような文章があります。



「時計」について

机上静物として、最も優れた作品に「時計」がある。
この「時計」は、豪華本作りの名人と言われた日本愛書会の志茂太郎さんと川上さんが数年の歳月をかけて完成した豪華な版画絵本である。
ー中略ー

「時計」の第一頁に、「予は時計を愛す。ここに時計と予が好める器物をとり合わせなどして20図を得たり。・・・」と言っておる。
この「時計」は、明治末期、大正初期のあらゆる時計を収録したもので、色んな種類の鍵巻時計、龍頭巻時計、置時計、目醒時計、柱時計が集められ、これに配するに、当時の珍しい小物の骨董が組み合され、これに川上さんの軽快な解説があり、まさに「明治大正文明開化時の全時計図鑑」として後世の方々に珍重される大版画絵本である。
私などこの本が計画されて毎年、年頒で代金を分割納入して求めたのである。
川上さんの所謂版画絵本は、有名なる「青髯」を始め実に百冊に及ぶ膨大なものがあるが、その中でも、この「時計」は、最大にして最優秀なるものとして、現在でも愛書家の垂涎の的となっている。・・・
長谷川勝三郎) (机の上の川上澄生展図録より転載)
by kg142 | 2010-06-18 17:51 | アート

2010年6月17日






c0122967_1983719.jpg

大沢昌助 書き物する人 1936年 20号




練馬区立美術館開館25周年記念として
「大沢昌助と父・大沢三之助展」が開催される
 会期:2010年10月31日~12月23日

先日子息 泰夫さん宅に行って、この会期中に泰夫さんも加えた 3人展を
開催しようということになった。

最近、若手どころか現存作家の展覧会をあまりせず、同じ作家を年に2度もするのかと
言われそうですが、(大沢昌助の川越画廊)とも言われてもいるようですので、
時代の転換期は無理をせずに、より深度を追及してゆくのも選択かと思っております。

もちろん現存作家の予定もありますが、
物故作家の取り扱いだけでも、一人でするには時間が足りないということも言えます。


つい先日まで天候不順で寒い日があったりしたのが、急に真夏になり、
快適な日は少ないものです。

今日は長野県在住の作家が久々に(本人いわく2年ぶり)来廊して、
半日自作のプレゼンをしていった。
田舎にいて何のアクションも起さなければ、なにも起こらない
というようなことを言われたが、こちらも同じようなものである。

「提案しなければ返答もない」当たり前のことでも、
普段あまり気がつかないものである。
by kg142 | 2010-06-17 19:46 | アート

2010年6月9日







c0122967_17302882.jpg

常設展示
入って正面の壁は、大沢昌助作品をそのままに、一部常設展示に展示換え。
川上澄生、草間弥生、オノサトトシノブ



今日は横尾忠則の大きな作品を秩父の奥まで届けた。
赤帽さんに頼んで同時に出発したのに、途中迷っていたら
もう部屋に搬入しましたと電話が入る。さすがプロは早い。
少し待ってもらって、一緒にお昼をごちそうになって帰る。

帰路 美術館とか画廊喫茶とかいくつかよるが、
どこも休日か不在かでした。
by kg142 | 2010-06-09 17:48 | アート

2010年6月5日





c0122967_15542013.jpg










大沢展ということで、久々にHさんが来廊した。
Hさんはわが社の一株株主で、20数年前の画廊オープンのときは、
大沢先生をはるばるお連れいただいた方なのです。
焼鳥屋で大沢先生の話は尽きることがありませんでした。


宮崎日日新聞がまた「あかつき」を掲載してくれるとのことで、サイトを見たら、
以前の記事が載っていました。
お恥ずかしながら、以前スキャンするといってしていなかったので、
今回リンクさせていただきます。

開くのに時間がかかります。
by kg142 | 2010-06-06 15:43 | アート

2010年6月2日








c0122967_15552256.jpg






以前に柿本人麻呂のことを調べていたとき、
「帋灯(しとう) 柿本人磨呂」という本を図書館で借りた。

真偽はともかくとして、この本には驚くべきことが書かれている。
たとえば
持統天皇を挟んで、天武、文武の二人の天皇は双子の兄弟であるとか、
また人麻呂は文武天皇の子で、持統天皇の愛人であったというのである。

科(とが)を受けた人麻呂は、中国の古い刑にならって、
額に赤い刺青を入れられて地方に流され、
持統天皇亡き後に都にもどり、赤い額から「山辺赤人」と名乗ったというのである。

これは「大日本哥道極秘伝書」という書物を根拠に書かれていて、
江戸以前は、「古今伝授」として官位の高い貴族に口頭で伝授されてきたものが、
江戸時代に将軍の知るところとなって、書きとめられたということである。

大沢昌助展になんの関係があるかと思われると思いますが、

昌助夫人の季美子さんは旧姓北村季美子といって、北村季吟の子孫なのです。
北村家は代々幕府の歌学方という役職にあったということなので、
これに近い情報を管理していたのではないかと思われるのです。

ご子息の泰夫さん達とうなぎ屋でそんな話をしたのでした。
by kg142 | 2010-06-06 14:32 | アート