川越画廊 ブログ

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2010年12月26日



年末の展示が終了しました。
 
12月30日~1月10日 冬季休廊いたします









川越画廊のホームページ
by kg142 | 2010-12-26 20:01 | アート

2010年12月23日



日曜日に北関東のある小さな美術館へ行ってきた。
小高い丘の上にプレハブ2棟、管理小屋、小さな倉庫? があった。
管理小屋には大きな薪ストーブがあって、上で芋を焼いていた。小屋の外には薪がたくさん積んである。
最初気付かなかったが、道路からの入り口がブルーベリー畑になっていて、農業をしながら管理しているらしい。名画があるわけでもなく、立地、規模からしてあまり来館者があるようには思えないが、これはこれでよいものに思えた。

「わたくし美術館」運動をしていた尾崎正教さんが亡くなって10年を期してオープンしたのだそうで、尾崎さんのコンセプトが具現化したものだ。今でも尾崎さんの信奉者がいて、運動が引き継がれているわけだ。
直接交流がなくとも、「わの会」など遺伝子を受け継いだ運動もある。




創作版画家の「内田静馬展」が川越市立美術館で開かれる。(2011年1月29日~3月13日)
全国的には知名度は低いが、今回の展覧会が再評価のきっかけになればよいのだが。

内田静馬は川越中学の出で桶川の出身。同じ桶川に東京から疎開で来て住んだ曽我尾武治という銅版画かがいた。この人は疎開当時のままのバラックのようなところで亡くなった。
西田武雄の「エッチング」にも作品が掲載されているし、西宮の大谷美術館ほかの企画で作品が展示されたこともある。

この人は団体展に出品する一点しか摺らなかった。(当時版画など売れないので)
上野から引き揚げてくる帰りに、その一点を川口在住だったMさんに買い取ってもらっていた。
(Mさんの数奇な経歴については、以前ここに書いた気がする)
だから、曽我尾武治の作品は、Mさんの所にしかなかった。それは現在和歌山県立美術館に収蔵されている。
Mさんは藤牧義夫のいた「新版画集団」のメンバーで、そのころ金工家として一家をなしていた。それで曾我尾を援助できた。

これも以前に書いたかもしれませんが、私が偶然にもMさんにたどり着く直前に、某画商さんがコレクションを買い取って行ったそうなのである。(曾我尾作品を残して)
その中には恩地孝四郎の自摺りの大作が、何点も入っていたそうである。

(記憶を頼りに書いていて、昭和、平成 何年のことか、夢のような話ですが、後日わかったら追記します)













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by kg142 | 2010-12-23 19:02 | アート

2010年12月21日

40点のリストをコピーして掲載すると、表や写真が反映されません。
まだ基本的なことが分かっていないようです。
以下、タイトル価格などです。




年末展リスト 2010年12月23日~26日  川越画廊

No作家名作品名サイズ(cm)技法価格(円)写真
に順番で記載


1靉嘔虹  サインなし31.5×40.5油彩・板 板少ソリ

2オノサトトシノブ風景  サインなし72×39油彩・キャンバス

3靉嘔ランドスケープ24.5×33.5 4号キャンバスにシルク 額装

4岩崎巴人鳥42×60墨・水彩・紙

5高橋秀トッカータ  198535×40×4アクリル 麻布 美品

6ヘンリー杉本作品 1950年代47×56油彩・キャンバス 新品特注額

7大野元明漁夫 194953×45油彩・キャンバス 少カビ

8不詳 M.Miki海景45×53油彩・キャンバス

9渡部光一 動物 196745×53油彩・キャンバス

10平沢熊一森41×53油彩・キャンバス

11不詳 外国作家Gertrude Stein 197561×76アクリル・キャンバス 

12泉茂雨の志賀高原 1957 8.1024×34.5油彩・キャンバス 額装

13泉茂作品 196523.5×32.5油彩・キャンバス 状態悪し

14不詳争闘 昭和10年15×23油彩・キャンバス

15磯部行久ワッペン 196325×16.5水彩・紙 額装 箱なし 下辺極少シミ

16オノサトトシノブ真岡近郊 1938 23.5×33 油彩・板 久保貞次郎裏書き 額装 

17竹田鎮三郎エロチカ127×22油彩・キャンバス

18竹田鎮三郎エロチカ227×22油彩・キャンバス

19竹田鎮三郎エロチカ327×22油彩・キャンバス

20伊藤公象作品53×20×13陶・アクリル

21オギスメダル径7真鍮

22そばちょこ 盃磁器h6.5各

23長倉翠子 織部 H7 陶器

24大野元明花卉H16陶器

25川崎満孝皿 2枚陶器各

26不詳とっくり陶器

27長倉翠子鉢 遊径15陶器 共箱

28大平洋一ガラス盃H12ベネチアガラス 

29特大花瓶H47陶器 ドイツ製

30桂ユキ井戸26×40水彩 額装

31久保卓治はち14×17銅板 額装

32木村茂揺れる森G35×26エッチング 額装

33竹田鎮三郎人体 シルク 2点

34木村光祐飛翔10×10シルク 額装 箱なし

35岡本信治郎子持ちのウイニー 58×46シルク 額装

36岡本信治郎作品シルク 額装

37三岸黄太郎流れ 14×58油彩・キャンバス 額装

38ヘンリーミラー作品 29×23 1969シルク 額装

39豊福知徳作品 23×20ペン 額装

040池田満寿夫この空の上 1969年16×15エッチング他



12月30日~1月10日 休廊させていただきます。


12月23日まで 「大沢昌助と父三之助展」練馬区立美術館にて開催中。





年末展というのを、ほかの画廊さんは12月10日頃開催する訳が最近分かりました。
ボーナスがそのころなのと、20日を過ぎるともう皆さんお忙しいのでしょう。
こんなことが分かるのに20年の歳月を要しました。(冗談)
「賢者は歴史に学び、愚者は経験に学ぶ」とかいうのが確かありましたっけ・

最近ガラパゴス化という言葉を聞きますが。環境適合という意味なら、適合しすぎると環境が変わったときに対応できないような気もします。
多少ずれているのもよいのではないかととも思うのであります。(多様性という意味で)

というわけでというか、来年も当分 物故作家と古い作品の紹介をしてゆこうと思います。

「昔の作品は今売れないよ」と言う人がありましたが、昔の作品だから昔売れていたわけでもないのです(必ずしも)。すると売れてなかった作家の再評価というのもあるわけです。

現在、多様な若い作家が多様な作品を作っています。時間をさかのぼるとやはり多種多様。個人の好みも横にも縦にも多様なのではないでしょうか。(少数派としても)





























川越画廊のホームページ
by kg142 | 2010-12-21 19:11 | アート

2010年12月17日



12月23日~26日  年末展(セール)
年末恒例の特別価格にての展示即売を開催します。




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始めてみるとわりと簡単に展示できました。これから版画作品など追加いたします。
50通ほど手作りはがきを発送したら、早速靉嘔にご予約が入りました。




作品のご紹介です。

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泉茂 雨の志賀高原 1957年 油彩 4号 
泉茂はデモクラートの主要メンバーで、デモクラートへの出品作はもっぱらシュール調ですが、これは童画のような愛らしい作品です。遠方に馬に乗った人がいて、手前の二人はこれから出発しようとしているのでしょうか。すると右の女性は係の人か。

空のどんよりとした表現が味わい深く、さすが泉の力量を感じさせます。こんな日に乗馬とはタイトな日程なのでしょう。
泉はその後アメリカに渡り、リキテンシュタインの影響を受けたような作風になります。帰国して大阪の大学教授になって、晩年はエアーブラシで幾何学的な抽象を描きます。

新調した額縁がピッタリ合っています。裏に1957年8月10日とあります。







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オノサトトシノブ 真岡近辺 油彩・板 1938年 4号
久保貞次郎の裏書  

たしか1938年はオノサトが瑛九とともに、初めて真岡の久保貞次郎を訪ねた年です。
オノサトは50年代のべた丸が高く評価されていて、ついで60年代、70年代・・続くのでしょうか。
初期の具象は希少性と名前のオーラによって珍重されるということでしょうか。

荒いタッチでありながら、遠方の平地、木々のざわめきなどが感じられ、安定感のあるよい絵(飾れる絵)です。






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磯辺行久 ワッペン 水彩画  1963年 25×16.5cm
下辺中央に極少シミあり。 額縁は元額、箱があr知ません。


磯辺行久の代表的なモチーフがワッペン。石膏、水彩、版画などがあります。油彩というのは見たことがありません。デモクラートの主要メンバーの一人で、現在は建築家、環境美術家として現存現役です。







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花瓶 ドイツ製  高さ47cm  

こんなのもあります。内側にあるシールにドイツ製とあります。
ガラス質の焼き物です。



順次作品をご紹介してゆく予定です。
原則ご来場お持ち帰りでお願いしております。
発送の場合、大きなものは別途送料をいただく場合があります。
by kg142 | 2010-12-17 18:32 | アート

2010年12月14日





今年もあとわずかとなりましたが、まだこれから「恒例の年末展」を開催します。
準備がすすまず延期も考えましたが、何人かにお伝えしてしまったので、小規模に開催します。
今日も何件か用事を済まそうと出かけましたが、ほとんど渋滞の車の中にいて2件の用事を済ませただけで帰ってきました。
師走と言うだけあって、何かせわしく過ぎてゆきます。


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ヘンリー杉本 10号油彩
太平洋戦争時の米国内にあった日本人収容所を描いたことで有名な画家です。何か薬でも作っているところでしょうか。

年末の展示 12月23日~26日
21日頃に一部リストをここに掲載する予定です。





ところで先日BSで見た植木等は興味深かった。昨日は立川談志だった。
有名人のことは何となく知っているつもりで居ても、ほんの一面しか知らないことが分かった。
大沢昌助も20年以上お付き合いさせていただいたが、今回の練馬の展覧会で初めて知ることが多かった。
べつにいろいろ知っていたからどういうこともないかもしれませんが。
by kg142 | 2010-12-14 19:15 | アート

2010年12月8日



大沢家三代展終了しました。練馬区立美術館は23日まで開催中。
今日から片付け発送しております。

お孫さんの昌史さんがUPした紙映画あったので、掲載します。






12月11日(土)14:00~15:30 紙映画上映会 於:練馬区立美術館
by kg142 | 2010-12-08 14:55 | アート

2010年12月2日






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大沢泰夫 印  写真  2009年 1/1 34×49cm 45,000円


会期もあと4日、大沢泰夫さんの作品をご紹介します。
まず裸婦を鉛筆で時間をかけて丹念に描き、その上に石や陶器の印を置いて撮影したものです。
泰夫さんはカメラ収集の趣味がありますが、写真については造詣が深く、草創期の写真ギャラリーにアドバイスしたりもしています。
たびたびインドを訪れて、かの地の妖艶な神々を連想させる裸婦を多く描いています。
今回は写真3点、鉛筆が5点を展示しています。
1939年生まれ、多摩美卒、72歳です。

12月4日(土)pm2:00~ 練馬区立美術館で大沢泰夫氏のトークがあります。
















川越画廊のホームページ
by kg142 | 2010-12-02 11:37 | アート