川越画廊 ブログ

<   2011年 10月 ( 7 )   > この月の画像一覧

2011年10月27日


石原宏策氏のご子息 重人さんが、ブログで紹介してくださいました。
毎回予期せぬ展開で、いろいろな出会いがあります。

今回の企画はなかなか良いのではないかと自負しておりますが、モノクロ作品が多く地味な印象の為か、来場者はそれほど多くありません。
絵画は感情移入しないとじっくり見ようと思えないので、予備知識が必要なのかもしれません。



c0122967_1420828.jpg

深沢史朗 Paper Monument of Patient Card-C
シルクスクリーン 1975 ed.36 560×560mm

石原宏策のこの作品はとても良いと思えるのですが、菅井汲のシルクの作品が最近は人気がないようなので、こういう絵は古く感じられてしまうのでしょうか。

4人展は29日(土)まで開催しております。

4人展 夢と記憶
駒井哲郎(1920-1976)・久保卓治(1948-)・石原宏策(1914-1998)・深沢史朗(1907-1978)
2011年10月18日~29日




c0122967_14223743.jpg

大沢昌助 静物 油彩 1924年 12号

昨年 練馬区立美術館の「大沢昌助と父三之助展」に合わせて、春と秋2回関連企画を開催しましたので、今年は例年なら春に開催するのが11月になってしまいました。







今年は「逸楽と秩序シリーズ20点」の展示がメインですが、初期の作品も何点か展示します。
この「静物」は美校時代の作品で、練馬にも展示されたことがありません。
おそらく新発見と言えるものです。

大沢先生は作文を例に、「最初すべての要素を描きこんで後、いろいろなものを消去していって抽象化してゆく」 というようなことを語られていますが、若くして具象絵画が完成していたので言える言葉 ともいえます。


大沢昌助展 逸楽と秩序シリーズ20点他
2011年11月8日(火)~20日(日)  14(月、15(火)休

by kg142 | 2011-10-27 14:46 | アート

2011年10月21日



長沢秀之氏の講演会があります。
テーマ: 「色のふしぎ、色のちから」
とき: 平成23年10月22日(土)1:30 - 3:00
ところ: 川越市立博物館視聴覚室







c0122967_17225760.jpg

深沢史朗 エンゲイジメント シルクスクリーン 1970 280×200mm ed.66  25,000円
何にこだわり続けていたのだろうか



深沢史朗 略歴
1907年栃木県那珂川町に生まれる。(本名 四郎)
1926年川端画学校に入学。
1927年梅原龍三郎に師事(~1935)。大調和会、国画創作協会出品
1935年川端画学校終了。
1935年結婚
1937年応召中国へ(~1940)
1944年二度目の応召
1954年谷中天王寺町に住む。
1960年14回新樹会に出品(20回まで)
1964年このころから版画制作に入る。
1966年第5回東京版画ビエンナーレに入選。(6回、7回)
1967年個展京王版画サロン・美術出版社主催(68年も)
1969年リブリアナ国際版画ビエンナーレ
1970年クラコウ国際版画ビエンナーレ ブズナン市賞
1971年リュブリアナ国際版画ビエンナーレ、ビエラ国際賞展、ライプチヒ国際書籍美術展、ブリュッセル現代日本版画展、現代日本美術展 等に招待出品
1972年クラコウ国際版画ビエンナーレ、英国国際版画ビエンナーレ、ウィーン国際版画ビエンナーレ、ミントン国際版画ビエンナーレ、フレッヘン国際版画ビエンナーレ(4位賞)、他に招待出品
1973~1977年 各国際展出品
1978年 没 71歳
1979年 深沢史朗追悼展実行委員会により「永遠の青春を生きた版画家深沢史朗追悼展」が開催される。(銀座和光、栃木県立美術館)
by kg142 | 2011-10-21 17:26 | アート

2011年10月19日

借りている駐車場の前にある建物、何か絵になりそうな風情を感じます。
この建物の裏が、旧川越織物市場でときどき公開されます。
ここから左を見ると、その下の写真
c0122967_18103191.jpg

c0122967_18124255.jpg

田舎の商店街の雰囲気。つきあたりが蓮馨寺、十字路を右に曲がると画廊です。


c0122967_18125745.jpg

写真など撮っていて少し遅れると、ディーラーの人が向いの喫茶店で待っていたとのこと(カーナビ修理)失礼しました。





c0122967_12584457.jpg

久保卓治 夏日 
エングレイビング 1988 225×320mm ed.60


c0122967_1259562.jpg

久保卓治 寒い雨の日 
エングレイビング 1985 214×166mm ed.100




c0122967_13234395.jpg

久保卓治 Wapping Entrance
エングレイビング 1991  225×320mm ed.100

夜9時までねばる人と見ていて、人物が描かれていることを発見する。
c0122967_13335283.jpg

現役作家ですので価格は非表示、
石原宏策作品 15点 sold out しました(20日)。
by kg142 | 2011-10-20 11:09 | アート

2011年10月15日





c0122967_123426.jpg

4人展展示しました。

4人展 夢と記憶
駒井哲郎(1920-1976)・久保卓治(1948-)・石原宏策(1914-1998)・深沢史朗(1907-1978)
2011年10月18日~29日  23(日)・24(月)休


今日からお祭りで画廊の入り口に屋台が出て、入口が分からないというよりは、入れない状態であります。上の階にお住まいの方はどうするのでしょうか。
考えてみれば昨年も同じ状態でした。
来年は、お祭りの日は両日とも休廊にするかもしれません。


昨日は「モダン・アート・アメリカン」という展覧会を見てきました。運動も兼ねてとんぼ返りで。
ジョン・スローンとジョン・マリン という画家の作品を見たかったのですが、小さな作品が2~3点づつしかなく、あまり参考にならなかった。
1947年にアメリカの学芸員、批評家が選んだ最も重要なアメリカの画家の一人に、ジョン・マリンが入っていると解説にあった。
 
下の北川民次の水彩画は、ジョンマリンの影響を受けた作品ということだが、しいて似ていると言えそうなのはこの画像の一点のみだった。




c0122967_13145244.jpg

北川民次 都会風景 水彩 1937年頃 48×68cm


c0122967_13194189.jpg

ジョン・マリン ウィーホーケン連作no,30 油彩 1916年頃 29.8×22.9cm



c0122967_13195676.jpg

エドワード・ホッパー 都会に近づく 1946年 油彩 66.9×91.4cm 


展覧会は、アメリカ美術の流れを知るには有意義だったが、展示作品はどれも小品で重要なものは少なく、パンフレットにある ホッパーの「日曜日」、オキーフの「葉のかたち」がメインということでした。
by kg142 | 2011-10-15 13:57 | アート

2011年10月13日

石原宏策は、出征を前にして知人に200余点のデッサンを託したという。
死を覚悟してのことだった。
それらは記憶にとどめようと描かれた風景だった。

藤牧義夫は、風呂敷に包んだ「隅田川絵巻」を小野忠重に託して失踪する。

谷中安規は、ガード下のバラックで差し入れの食事を拒んで死んだ。
餓死だといわれている。


c0122967_1631224.jpg

石原宏策  雨  コンテ 385×545mm  sold


c0122967_16324551.jpg

石原宏策  橋  コンテ 385×545mm   sold


c0122967_1633220.jpg

石原宏策  水門  コンテ 385×545mm  sold 


c0122967_1633249.jpg

石原宏策  萬鋸目立  コンテ 310×430mm  sold



石原宏策は、運よく戦争から生きて帰った。
国画会などで活躍して、長寿を全うする。

描いた時の気持ちは一緒でも、見る側の意識で違って見えたりする、ということはないだろうか。




4人展 夢と記憶
駒井哲郎(1920-1976)・久保卓治(1948-)・石原宏策(1914-1998)・深沢史朗(1907-1978)
2011年10月18日~29日  23(日)・24(月)休



額装見本
c0122967_17302255.jpg

今回 主だった作品を特注額にセットいたしました。
価格は額縁込みの価格です。

この作品は、岡鹿之助、長谷川潔を思わせるほど精緻に描かれています。

HPとブログとで 展覧会のタイトルに違いがありました。
コンテを木炭と記したページがありました。
失礼しました。

価格は試験的に表示していますが、後日削除いたします。
by kg142 | 2011-10-13 17:40 | アート

2011年10月12日


那賀川町馬頭広重美術館で2006年に深沢史朗展が開かれている。

生誕100年記念 “自由”を生きた画家 深沢史朗展
2006年12月8日~2007年2月4日

c0122967_19282688.jpg

深沢史朗  O’PUS 747
シルクスクリーン 1974  ed.39  560×560mm  
下辺若干のカビ

上記の展覧会カタログにこの作品は載っていないが、1974年というと作者67歳の時の作品ある。
「永遠の青春版画家」といわれる所以だろうか。

60歳還暦を前に版画家に転向して、すぐに各地のコンペの常連になった。
1974年には国内外6つの版画コンペに招待出品している。

今回展示作品に限ってみても、色彩も形も明快そのもの、完璧な構成と言えるかもしれない。


c0122967_19444063.jpg

深沢史朗 Paper Monument of Patient Card-C
シルクスクリーン 1975 ed.36 560×560mm   特注額付 sold
1978年に没し翌1978年には
銀座和光、栃木県立美術館 で「永遠の青春を生きた版画家深沢史朗追悼展」が開かれている。
その後1980、1981、1985、1989、1990、・・・
と毎年のように画廊、美術館等で遺作展が開かれているので、この作家の理解者、愛好家は多いと推察できるが、あまり目にする機会がないのは、作品の量が少ないということかもしれない。

出品作家を順次紹介します。



4人展 夢と記憶
駒井哲郎(1920-1976)・久保卓治(1948-)・石原宏策(1914-1998)・深沢史朗(1907-1978)
2011年10月18日~29日  23(日)・24(月)休



15日(土)、16日(日)は川越祭りです。
15日は営業しますが、16日は休廊いたします。

by kg142 | 2011-10-12 19:58 | アート

2011年10月4日






c0122967_196557.jpg

古沢岩美(1912-2000) 金木犀 油彩 73×61cm 1992年
1992年は80歳の時の作。金木犀は今が旬、公園に咲いています。
裸婦で有名ですが、こんな穏やかな作品も描いています。


10月はお祭りの月、川越では祭りが過ぎると、足早に師走がやってくるという感じです。
今日はなぜか次々と来場者があった。
by kg142 | 2011-10-04 19:17 | アート