川越画廊 ブログ

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2012年3月31日



展示作品をご紹介します



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靉嘔 Hindu Eggs  
1964年 油彩・石膏・コラージュ・キャンバス 30×30cm





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靉嘔 Hole
1960年 油彩・鉄・アルミ・ボード 28×28cm





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靉嘔 レインボーランドスケープ 60ストライプ
1985年 シルクスクリーン・キャンバス ed.35 22.7×15.8cm(サムホール)






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靉嘔 1+2+4=7
1959年 銅版画 15×21cm ed.5(ap) #131





東京都現代美術館にて「アイオー ふたたびび虹のかなたに」が開催されています(5月6日まで)
http://www.mot-art-museum.jp/
by kg142 | 2012-03-31 18:50 | アート

2012年3月24日


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靉嘔の黒い絵
レインボー以前のモノクローム作品をご紹介いたします。
左の「星Ⅰ」「星Ⅱ」は新たな木枠に張り替えて、今回修復が完了しました。
ともに1962年の作で、1963年に虹の作品になる直前のエネルギーを秘めた重厚な作品です。
黒地に線刻された画面は、Cy Twombly を凌駕するとさえ言えます。




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田園に横たわる人々 1956年 リトグラフ ed.10 58×79cm
1958年渡米以前の作、初期リトグラフの中で最大サイズ。
開催中の「靉嘔 ふたたび虹のかなたに」(東京都現代美術館)
第一室に展示されています。

一見津波を連想させる画面は偶然ですが、黒い絵とともに大震災へのレクイエムとして・・
反対側の壁には、やがて来る歓喜を象徴するレインボーを・・
展示します。
by kg142 | 2012-03-24 13:48 | アート

2012年3月20日





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ムスカリはどんどん増えるので夏に雑草と一緒に抜いてしまうが、必ずいくつか球根が残っていて毎年花を咲かせる。少しだけ咲いていると可憐に見えます。
昨晩は「BSTBSの酒場放浪記」で中村橋の大天が紹介されていました。

今日は天気の良い休日とあって来場者が多くありました。春の陽気と花粉症薬のせいでやたらと眠く、接客中に一瞬眠ってしまいました。遠路ご来場いただきながら不快にさせてしまったとしたら、大変失礼いたしました。

虹の画家靉嘔先生の初期の作品に黒一色のものがあるので、4月は黒い作品をメインに展示いたします。
こちらも一週間のみ無休でオープンしますが、他日は不定休の常設展ということにさせていただきます。
by kg142 | 2012-03-20 19:59 | アート

2012年3月16日




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オノサトトシノブ 銀河 シルクスクリーン 1981年 59.5×115cm(額サイズ)
オノサトのオリジナル版画では最大サイズ




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三栖右嗣  フラメンコ リトグラフ 1982年 65×50cm(額サイズ)





《お知らせ》
篠原有司男氏が「東京の窓から」(石原慎太郎と対談)に出演します。
「東京の窓から」は、3月17日(土)21時~21時55分TOKYO MX テレビ(地デジ9チャンネル)にて放送予定
とのことです。
by kg142 | 2012-03-16 19:29 | アート

2012年3月11日

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三栖右嗣記念館がオープンしました。市立美術館の左側、和菓子店との間を入って300メートルぐらい行くと川沿いの道に出ます。左手が氷川会館、少し先の小さな橋を右に渡ると記念館があります。


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第一展示室から喫茶室へと、自然光を取り入れて徐々に明るい空間になってゆきます。簡素な造りながら、とても良い空間となっています。展示も高さ、間隔・・など神経がゆき届いていて、全体に本物感があります。
三栖先生は単にアカデミックと言うのでなくて、現在のスーパーリアリズム的な具象絵画とも違う、明治のアニミズム的な心を持ったラストペインタ―とでも言うべき画家に見えます。

なぜこのような立地なのか、街中につくってくれたら良かったのにとの思いは間違いでした。川べりなど歩いてはるばるたどり着けば、本物感に驚き、川越では今まで感じることができなかった旅情を感じることができます。



ヤオコー川越美術館(三栖右嗣記念館)
http://www.yaoko-net.com/museum/
三栖右嗣の代表的作品が展示されています



川越画廊はしばらくの間現在の展示を続けますが、不定休となります。
by kg142 | 2012-03-11 18:32 | アート

2012年3月4日




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21世紀の都市 水彩 1969年



小企画
木村利三郎の水彩画
2012年 3月6日(火)~11日(日)

■壁2面をニューヨーク在住の木村利三郎(1924-)の水彩画、その他の壁面にはコレクション秀作選を展示いたします。

【略歴】
1924年 横須賀市生まれ
1947年 神奈川師範(現横浜国立大学)卒
1954年 法政大学哲学科卒
1964年 渡米
【個展】
1969ロングアイランド大学(ニューヨーク)、ダウンタウン画廊((ハワイ)、1973ギンペル画廊(ニューヨーク)、1974日動画廊(東京、名古屋、大阪)、フマ画廊(東京)、1977ミュンヘン【ドイツ】、1978有隣堂ギャラリー(横浜)、1978名古屋日動画廊、平安画廊(京都)、フランクフェデラ画廊(ニューヨーク)、1981ストライプハウス(東京)、1982ミュンヘンインターナショナル画廊(ドイツ)、1987有隣堂ギャラリー、1991日本大使館(ワシントン)、1992ARTRAギャラリー(ニューヨーク)、1995有隣堂ギャラリー、1999仙台市民ギャラリー、1987,1995,2008川越画廊個展
【コレクション】
オクラホマアートセンター、ニューヨーク近代美術館、ブルックリン美術館、ミネソタ美術館、IBM本社、東京国立近代美術館、町田市立版画美術館、コロンビア美術館、東京芸術大学 ほか

前回の個展の様子
http://kg142.exblog.jp/10100114/


一週間の会期で 小企画「木村利三郎の水彩」を開催します。(会期中無休)
展示していませんが、1964年渡米の年に制作されたリトグラフがあります。


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リトグラフ 1964年 36×50cm
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「一人部屋で空虚を抱え、酒場で皆も同じ、やがて光明を見いだす」
というようなストーリーにも見えます。
1964年の渡米後なのか渡米前に描かれたのかわかりませんが、ほどなく今回展示作品のような色彩豊かなニューヨークシリーズが描かれるようになります。
by kg142 | 2012-03-04 15:21 | アート

2012年3月2日




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榎忠 薬きょうの山(タイトルを見忘れました) 埼玉県立近代美術館地階 3月4日まで



無呼吸症候群(たぶん)による睡魔の中、額屋、修復家、埼玉近美、練馬区美と回ってきました。

埼玉県立近代美術館で「清水晃・吉野辰海 展」が開かれています。吉野辰海の大きな犬が林立する部屋は迫力がありました。ワックスの質感からか妙になまめかしく、また大きな不条理の告発とでもいうような荘厳な雰囲気さえ感じました。
地階では「篠原有司男&榎忠展」が開かれています。
篠原はバイクとボクシングペインティング、榎は薬きょうと大砲の展示でした。画像は薬きょうの山。
1:00時からは、榎忠、篠原有司男、建畠哲 三氏によるトークショーが開かれ、両作家がやさしいヒューマニストであることが分かりました。
この展示が3月4日までと会期の短いのはおしい気もします。

練馬区立美術館では「中村正義展」が開かれています。自分としては、後半の油彩風に描かれた風景画、62年の強烈な赤の舞子、最後の仏像が好みでした。この画家の全時代を網羅した展示は見ごたえがあります。


清水晃・吉野辰海 展  ~3月25日
埼玉県立近代美術館

篠原有司男&榎忠展  ~3月4日
埼玉県立近代美術館地階 第1回CAJアーティストインレジデンスプログラム
3月3日 11:00~  「篠原有司男  ボクシングペインティング」
            「榎忠     大砲パフォーマンス」
場所:さいたま市立常盤小学校(県立美術館となり)
3月4日 13:00~  「篠原有司男  ボクシングペインティング」
場所:いわき市立美術館

中村正義展 ~4月1日
練馬区立美術館
by kg142 | 2012-03-02 19:36 | アート