川越画廊 ブログ

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島州一&関根伸夫


1ヶ月先ですが、以下の展示をいたします。


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島州一  少年  シルクスクリーン 1974年 50×50cm ed.30


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関根伸夫  Touch Black リトグラフ 1976年 50×77cm ed.12


 関根伸夫 & 島州一 1970年代版画展
2014 3月25日~4月5日  日・月 休


1975年に「関根伸夫・島州一クロスカントリー7500キロ」 という全国巡回展が開催されました。残念ながら私は実見していませんが、当時の作品で再現しようという展示です。
この時期に二人の作家の版画作品の傑作が生まれています。
by kg142 | 2014-02-26 19:32 | アート

常設展示




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左から リーウーハン リト、ヘンリー・ミラー 水彩、関根伸夫 リト



昨年11月 塙太久馬先生が亡くなられました。追悼展は少し先になると思いますので、今回1点だけ常設展に加えて展示いたします。
川越画廊では 1993、1997、2003、2009年に個展を開催しています。






蝉をずっと描いていました。
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塙太久馬  水平飛行 木版画 2009 52×70cm ed.35

1947年八王子の生まれ、版画家城所祥の唯一の内弟子だった人です。師譲りの特徴は、墨版を何回も摺り重ねて漆黒の黒を作ることでした。モチーフはもっぱら自画像と思わしき蝉で、作者は多摩川河川敷の梨畑には蝉が多いから描いているとおっしゃっていました。 
腎臓病から長く人工透析をされていて、この絵にあるブルーのラインは静脈を表しているとも思えます。背景には時事のニュースが描かれています。

この作品のエディション番号はNo,2で、おそらく2部しか摺られていないと思われます。
油性インクで刷れば、漆黒は一度の摺りで作り出すことができます。なぜ水性インクを何度も摺り重ねるのでしょう。
部数を多く摺らないのなら、なぜ(直接描くより手間のかかる)版画にする必要があるのでしょう。
疑問は尽きません。永いお付き合いでしたが、それらについて話されたことはありませんでした。

ただ、何もかもが効率優先の世の中にあって、一見無意味な努力をしているように見えることにこそ意味があるのではないかとは思えます。
by kg142 | 2014-02-21 18:17 | アート

2月18日


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川上澄生(1895-1972) ローマ字初夏の風 
木版画 21.5×15.5cm 1933年 版芸術第14号所収

以下の詩がローマ字で彫られています。少々見えにくいですが。

かぜとなりたや はつなつの かぜとなりたや 
かのひとの まえにはだかり かのひとの うしろよりふく 
はつなつの はつなつの かぜとなりたや 

1926年国画会に出品された最初の作品は、23×35cmと倍の大きさがあります。
棟方志功がこの作品を国画会で見て版画家を志したということで、棟方の初期の作品は川上作品とよく似ています。やがて棟方は仏教思想やねぶた絵の技法などを加味して世界の棟方になります。
画面に文字を彫りこむことと究極のフェミニズムとでもいうものがが棟方に継承されますが、棟方はそれを女人礼賛、女体礼賛というところまで突き詰めています。

ローマ字初夏の風 には落款のあるものなど、いくつかのバージョンがあるようです。




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大沢昌助 赤と青の丸 油彩  27×22cm

画廊草創期を知る方にはおなじみの網代さん(旧姓)が訪ねてくれました。
それでこの作品も里帰りしました。今テキサスのエルパソに住んでいるそうです。
制作年は調べ次第記載します。



*川上澄生は母の死と初恋の人に婚約者のあったことでアラスカに渡り、帰国後もろもろの思いが詩情へと昇華しこの作品が生まれました。フェミニズムという言葉は正しくないかもしれません。
















 
by kg142 | 2014-02-18 19:04 | アート

2月14日



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F・レジェ(1881-1955)  作品12(Plate 12 from 23 Gravures)
1935  ドライポイント(雁皮摺り) ed.50  23.2×18cm 
アルプ・カルダー・キリコ・エルンスト・ジャコメッティ・マグリット・ピカソ・ザッキン・カンデンスキー・ミロ・・他23点のオリジナル版画集に収録されている作品。


今日も雪、二度とも週末で幸運でした。電車が心配なので今日は早じまいします。
by kg142 | 2014-02-14 16:54 | アート

2月8日






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めったにない雪景色で、街並みもきれいに見えるので、画廊の前 昼ごろの画像です。
右の2階が画廊。


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正面から見るとこうです。通路の奥に階段があります。
by kg142 | 2014-02-08 13:26 | アート

2月7日




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霞ヶ浦ふれあいランドの塔から筑波山を望む


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同じく 南東の方角 潮来方面を望む  湖畔の集落の屋根がきれいです

正月に訪問の予定がのびのびになりましたが、靉嘔先生に新年のご挨拶と当方収集作品のご報告に伺いました。広いアトリエにお変わりなくお元気なご様子でした。
川越画廊は本年も「靉嘔旧作展」を開催いたします。

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新作 ダイナソーの鱗(拡大図) アトリエで拝見した作品




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磯辺行久  水彩(左) 版画友の会表紙(右) リトグラフ

磯辺展は、最後の金・土・日となりました。明日は大雪とのことで、会期最後は人出も少ないことでしょう。
会期がなぜ 金・土・日 なのかと何人かの方に聞かれましたが、特に意味はありません。
届く他の画廊の案内状を参考に、どういう休日がよいのか実験中というところです。
天候やそれぞれのご予定とかあり、画廊の都合で会期を決めてもあまり意味はないとは思いますが・・
花粉のやな季節となりましたが、また桜の待ち遠しい季節ともなりました。
by kg142 | 2014-02-07 14:37 | アート