川越画廊 ブログ

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10月25日

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塙太久馬 蝉殻私情1 木版画 1976 56×40cm ed.20

追悼展示はのびのびになって、一周忌に合わせての展示となりました。

殻をぬけたら操り人形という悲しい絵です。
このころは体も健康だったので、誰もが多少は感じる「生きずらさ」というようなものを表しているのでしょうか。
蝉殻については、「多摩川近くの梨畑の多いところに住んでいて、そこにいる多くの蝉を見て着想を得た」という本人の言葉があります。
外国風景も多く制作していますが、版画協会展に出品をつづけた蝉殻シリーズを今回展示いたします。


一周忌 塙 太久馬展
2014 11月11日(火)-21日(金)
12:00-19:00 会期中17(月)のみ休み


■略歴■1947年東京・八王子に生まれる。1970年木版画を城所祥に師事。1972年武蔵野美術大学卒業。1973年一線美術会新人賞。渡仏(二年間在仏)サロン・ドートンヌ入選(買い上げ)1974年ソジエテ・デ・アーティストフランセ入選。1975年サロン・ナショナル・デ・ボザール入選。帰国。一線美術会奨励賞。日本版画協会出品、以後毎年出品。1976年小田急百貨店にて個展。以後1985年まで毎年開催。1977年一線美術会都議会議長賞。1978年版画集「巴里」出版。セントラルギャラリー(大阪)にて個展(以後10回開催) 1979年フランス取材旅行。ミニチュア版画展特別賞。1980年塙太久馬木版画全貌展(銀座) 版画集「ノルマンディーの港町」出版。1981年フランス取材旅行。1982年アメリカ・メキシコ取材旅行。1984年日本版画協会佳作賞。1985年モロッコ・スペイン・ポルトガル取材旅行。1986年ドレスデン造形美術大学交換展(ドイツ)。1992年日本現代版画展(メキシコ)。1993年「宮沢賢治詩画集」出版(共著)。川越画廊にて個展。NHK「おしゃれ工房」に出演。1994年小田急百貨店にて個展。1996年リトアニア版画展。1997年川越画廊にて個展。1998年オランダハーグ王位アカデミー版画交流展。NHK「おしゃれ工房」に出演。ギャラリー山下にて個展。2000年高知市の博物館買い上げ、収蔵。2001年ギャラリー山下にて個展。2003年・2009年川越画廊にて個展。2013年11月6日没。




旧久保邸で真岡市へ寄贈された作品が展示されています。

久保コレクション展
戦後美術を開拓した画家たち
10/23-12-28 火休み

久保記念観光文化交流館
栃木県真岡市荒町1105番地1
《」出品作家》
北川民次、瑛九、オノサトトシノブ、靉嘔、池田満寿夫、泉茂、利根山光人、竹田鎮三郎、ヘンリーミラー、浅香公紀、笹島喜平 約25点
http://www.city.moka.tochigi.jp/news/detail.7.18917.html



上記にも名前のある 竹田鎮三郎展 が同時期 山梨県で開かれています。

「竹田鎭三郎在メキシコ50年記念」展
2014年10月25日(土)~12月7日(日)
南アルプス市立春仙美術館
http://www.city.minami-alps.yamanashi.jp/kurashi/manabu/bijutsukan/syunsen-museum


オープニングで竹田先生が利三郎先生の話をされました。
その後 山梨県立美術館へ、画廊をしていて恥ずかしながら初めての訪問です。
種まく人を見ました。(10/24)
庭のザッキンです。

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by kg142 | 2014-10-25 13:52 | アート

10月23日



川越市立美術館で柳澤吉保展が開かれています。
吉保は今は芋街道で有名な三富新田を開発して、多福寺を開いています。
1992年大沢昌助先生と多福寺を訪ねました。

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柳澤吉保とその時代
10月18日(土)~12月1日(月)
川越市立美術館
http://www.city.kawagoe.saitama.jp/artmuseum/kikaku/toku-index.html

ブリジストン美術館でウィレム・デ・クーニング Willem de Kooning (1904-1997)展が開かれています。

ウィレム・デ・クーニング 展
2014年10月8日(水)〜2015年1月12日(月)
ブリジストン美術館
http://www.bridgestone-museum.gr.jp/

デ・クーニング作品30余点を見られる貴重な機会です。珠玉の常設も併せて見られます。
セザンヌ、クレー・・などが展示されている部屋に菅井汲の初期作品が3点展示されていました。
おなじみの小出楢重、藤島武二他印象派、日本近代洋画、戦後抽象もりだくさん。一見の価値ありです。




斉藤研展が開かれています。

齋藤 研 2014
■10月22日(水)→28日(火)
日本橋高島屋
http://www.takashimaya.co.jp/tokyo/event/syousai.html?id=3686
by kg142 | 2014-10-23 19:07 | アート

10月20日


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富士川パーキングから(16日)

川越祭りの時期に豊橋、浜松方面へ出張。
久々の長距離ドライブ、行きの富士川で初冠雪の富士山が見られました。



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浜松城天守

浜松城公園の浜松市美術館では キリコ展を見ました。

画家を訪ねて展覧会の打合せ、お見舞い 等 19日に戻る。
by kg142 | 2014-10-20 17:47 | アート

10月11日





第82回版画展  に 塙太久馬先生の作品が特別陳列されています。
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日本版画協会 第82回版画展
http://www.hangakyoukai.com/exhibition/index.html
2014年10月5日(日)~10月19日(日)
会場  東京都美術館  http://www.tobikan.jp/


当方でも没後一年に際して展示いたします。


一周忌 塙太久馬展
2014  11月11日(火)~21日(金)  会期中17(月)のみ休廊
12:00~19:00
会場:川越画廊





現在の展示作品から
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シケイロス(1896-1974)  横たわる裸婦
リトグラフ 1930 40×56cm 


メキシコ合衆国は日本とほぼ同じ人口で、メキシコ州と埼玉県は首都に隣接し人口急増など似たところがあるということで姉妹提携しています。
ということでか 埼玉県立近代美術館にはメキシコの画家の絵が収蔵されています。
http://www.pref.spec.ed.jp/momas/


この作品は1996年版
「埼玉県立近代美術館コレクション選100」 に掲載されています。

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by kg142 | 2014-10-11 19:08 | アート

10月9日



今朝は
板橋区立美術館へ行ってきました。

20世紀検証シリーズ No.4
種村季弘の眼 迷宮の美術家たち
http://www.itabashiartmuseum.jp/exhibition/ex140906.html
会期:9月6日(土)~10月19日(日)
会場:板橋区立美術館
http://www.itabashiartmuseum.jp/

20世紀検証シリーズは No,1新人画会  No,2福沢一郎  No,3池袋モンパルナス
と来ているので、種村季弘を重くとらえていることになる。
種村季弘は池袋の生まれということなので、No.1~No,4を池袋というキーワードでくくることもできるわけだ。
どの作品も種村氏の眼を通して選択されたということで、いっそう輝きを増しているように見えます。

第2室にマックスクリンガーの「手袋」が展示されていました。

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参考画像

先日の町田市立国際版画美術館でも
ミニ企画 マックス・クリンガーの銅版画 
http://hanga-museum.jp/exhibition/index/2014-250
で「手袋」を見たので特に印象に残りました。



マックスクリンガーの作品をご紹介させていただきます。


マックスクリンガー Max Klinger (1857-1920)  
間奏曲 銅版画12点セット 1881年

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間奏曲よりⅦ  ジンプリチウスの勉強 エッチング・アクアチント  28.8 x 22.9cm




10月はいろいろ出かけて充電と思いつつ、近くばかりです。
明日も近場の展覧会に行きます。
by kg142 | 2014-10-09 18:23 | アート

2014年10月7日



谷中安規展が開催されています。
 

鬼才の画人 谷中安規展 ―1930年代の夢と現実
2014年10月4日(土) ~ 11月24日(月・振替休日)
http://taninaka.hanga-museum.jp/
町田市立国際版画美術館
http://hanga-museum.jp/


圏央道と東名がつながり町田へのアクセスが良くなったということで、日曜日に出かけました。
時間的には都内をまわるのとどちらが早いのか、台風の雨などもあり検証不可能でありました。

解説を読みながら見終わるのに2時間を要する大展覧会でした。安規の感性は現在の若者にも通じるところがあるように思えます。

帰りの温泉は「瀬音の湯」に寄りました。


「怪鳥」 も展示されていました。
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谷中安規  怪鳥 木版画 手彩色 1934年  14.5×17.6cm
http://taninaka.hanga-museum.jp/ の みどころⅤ に掲載されています


谷中安規(たになか やすのり)1897-1946
1897年奈良県の初瀬(現・桜井市、真言宗豊山派総本山長谷寺のある古都)
1909年頃新潟の尋常小学校を終えたあと朝鮮へ渡る。その後、朝鮮の高等小学校を卒業。
1915年単身上京し、豊山中学に通う。
1922年永瀬義郎著『版画を作る人へ』を読み、版画制作を開始。
1924年長谷川巳之吉主宰「第一書房」の居候社員となり、日夏耿之介や佐藤春夫らを知る。
1926年日夏が主宰する雑誌『奢灞都』(サバト)にカットを寄せる。日夏の紹介状を持って永瀬義郎を訪ね、それまでに制作したグロテスクな内容の版画や素描を見せる。一旦京城に引き上げる。
1928年日本創作版画協会展に出品、前川千帆、恩地孝四郎、平塚運一らと知り合う。
1932年前川千帆の紹介状をもって料治熊太を訪ね、『白と黒』(22号より)、『版藝術』(創刊号より)に版画を掲載し始める。日本版画協会の会員となる。
1933年佐藤春夫の紹介で内田百閒を知る。
1934年内田百閒著『王様の背中』の挿絵、装幀。
1936年佐藤春夫著『FOU』の挿絵、装幀。
1946年栄養失調で死去。
(http://taninaka.hanga-museum.jp/より)
by kg142 | 2014-10-07 16:13 | アート

10月4日



展示作品から


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メリダ(Carlos Merida1891-1985) カーニバル リト 30×25cm




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ベロフ(Angelina Beloff1879-1969) 木版画 38×24cm ed.25
by kg142 | 2014-10-04 18:50 | アート