川越画廊 ブログ

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6月9日


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大沢昌助の墓は、四谷の西念寺(新宿)にある。
この寺は江戸初期に服部半蔵が出家して建てた寺だ。
笠間に親鸞が東国布教の拠点にした西念寺(笠間市)があり、半蔵は鎌倉期のこの寺を意識していたかもしれないし、死して後も江戸城の西を守るという意味を込めたのかもしれない。大沢家は半蔵に近い旗本であった様だ。

さてこの作品のタイトルは「緑の影」というが、練馬美術館のカタログにある原画の水彩画には「単色の構成」となっている。(変身と変貌 大沢昌助展1991 #119図版)

「単色の構成」のほうが「アルバースのビン」に近いが、没後20年ということでは、なんとなく観音像にも見えてきます。



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by kg142 | 2017-06-09 16:39 | アート

大沢昌助展 2017

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水平線1をマーク・ロスコに例えて言われた方がありました。
しかしタイトルが示しているように、具体的なものをイメージした再現絵画とでもいえるもので、抽象表現主義というよりも少し以前の例えばモンドリアン的な作品かもしれません。
モンドリアンの絵画はまったくの抽象であっても、元は木であったり道路であったりするわけです。

この時期マーク・ロスコを研究していたとしても、青地のマチエールは実見してみれば、油彩画家の筆致そのものです。左の小品を見ると、同系色の調和というアルバースにより親近感を持っていたようです。
事実大沢先生のコレクションにアルバースの作品がありました。
右の緑の瓶は、モランディとアルバースの融合とでも言えるかもしれません。

88歳の時に銀座和光で開かれた「ソフトライン」の個展は、大沢によるサイ・トゥオンブリーの研究成果とでも言えるものでした。
最晩年は、アウトサイダー・アートを研究したりもしていました。
多くの画家が自作の模倣に陥ってしまいがちになる中で、大沢昌助は生涯進化を続けた稀有な画家でした。

大沢絵画はまさに変身と変貌であり、静物画はモランディ、風景画はド・スタール・・・というように一部の作品に類似性を指摘する人がいたとしても、深い洞察と研究によってすべてが大沢絵画になっているということを、多くの人が気付いていると思います。




by kg142 | 2017-05-04 15:25 | アート

昨年の展示風景

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2016年の大沢昌助 展示風景





















by kg142 | 2017-04-28 14:23 | アート

4月8日 大沢昌助展の日程

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大沢昌助 水平線 油彩・キャンバス 1983 162×130cm(F100号) 


大沢昌助展 Osawa Shosuke1903-97

2017年 517()610() 

水・木・金・土 のみopen 12:0017:00

オープンの曜日・時間にご注意ください。 


今年は没後20年になります。
20年前の5月15日に、私は磐梯山の裾野の温泉に泊まっていました。仙台方面から夜中に着いて、バイクで温泉巡りをしているという青年と私以外、客がいない小さな宿でした。
翌朝訃報を聞いてアトリエへ伺うと、何人かの人が集まっていました。葬儀をアトリエで執り行うということで、わたしも家具などを移動しました。今年このアトリエを整理したとのことですが、20年よく維持されたと思います。


この作品は
変身と変貌 大沢昌助展1991(練馬区立美術館)カタログ#71(図版掲載)




















 


by kg142 | 2017-04-08 16:42 | アート

版画集「よろこび」

展覧会の後になってしまいましたが、大沢昌助版画集「よろこび」
のご紹介です。
アートは「よろこび」であり、「たのしみ」であり、「あそび」である、という
大沢昌助先生の姿勢そのもが版画のタイトルになっています。
ご要望にこたえて、頒布いたします。


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大沢昌助 よろこび  シルクスクリーン(セリグラフ)  1994年  33.5×25cm


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大沢昌助 たのしみ  シルクスクリーン(セリグラフ)  1994年  33.5×25cm


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大沢昌助 あそび  シルクスクリーン(セリグラフ)  1994年  33.5×25cm


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版画集よろこび 奥付


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版画集の布たとうケース

大沢昌助版画集「よろこび」
版画(シルクスクリーン)3点入り、各作品に鉛筆サインと限定番号入り、摺り:岡部徳三、限定120部
発行:川越画廊 1994年
セット価格 50,000円(税・送料込)

複数セット在庫あり (期間限定)
メールアドレス  info@kawag.net




川越画廊のホームページ
by kg142 | 2016-02-27 15:18 | アート

2月23日 常設展示



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大沢昌助展 盛況に終了しました。
最終日は団体のご来場もあり、混雑いたしました。引き続き一部作品を展示しております。



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左から 靉嘔、今井俊満、Hミラー

今日、正面の壁の展示換えをしました。
大作搬出まで、数日間大沢昌助も継続展示中です。





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H・ミラー  楽園 水彩  1980年(没年)作 





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靉嘔 とくぞう シルクスクリーン





川越画廊のホームページ
by kg142 | 2016-02-23 17:44 | アート

2月12日


会場風景をユーチューブへUPしました。



c0122967_11282931.jpg大沢昌助のお孫さん 洋子さん。
洋子さんはおばあさま(昌助夫人)に似ていると言われるそうです。

昌助夫人季美子さんの父親は北村季晴で、先祖は北村季吟という人で、代々「季」という文字が名前に入っています。














by kg142 | 2016-02-12 21:01 | アート

2月9日 陽気なつどい

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大沢昌助 陽気なつどい  1994 アクリル・キャンバス 53×45.5cm
向日葵に集う動物たち。何事も陽気でポジティブな姿勢が大切かと思います。


先日 猪熊弦一郎邸にアトリエを構える大沢悟郎さんが来られ、脇田和猪熊弦一郎が縁戚にあるとお聞きした。 大沢昌助と猪熊弦一郎は親戚なので、大沢昌助と脇田和もつながりがあるということになる。


映像ディレクターの大沢昌史さん(大沢昌助の孫)からフェイスブックのメールを頂戴する。

大沢昌助フェイスブック
https://www.facebook.com/shosuke.osawa/

こちらは国立競技場の壁画のこと
http://www.jpnsport.go.jp/newstadium/tabid/509/Default.aspx

川越画廊のフェイスブック
いつになっても未完成


関根光才氏(関根伸夫ご子息)と大沢昌史氏が、ともに奥田民生を撮っているというのは、どういう偶然なのでしょう。
関根伸夫先生は多摩美時代、大沢昌助の教え子。
by kg142 | 2016-02-09 17:10 | アート

1月30日

雪は降らなかったが予報のためか、今日は人出が少ない。
作品の紹介です。


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畑地 シルクスクリーン 35×27cm



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コラージュ 22×17.5cm



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木立 アクリル 15×10cm





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大沢昌助展を度々開催するのは、川越と縁のある画家なのですか?
と聞かれる方がありますが、強いて言えば上の図のような関係から川越に少し縁があります。

川越出身の福澤桃介は、福澤諭吉を介して大沢家と縁戚にあります。
叔母いと子(父の妹)が諭吉の長男(一太郎)に嫁いでいたのです。それで一時、大沢昌助は桃介の家に住んだことがあります。
桃介の甥は川越出身の洋画家岩崎勝平、妹翠子の亭主杉浦非水はムサビ、多摩美の初代学長。
美術関係のつながりがあるわけです。



1991年銀座和光で開かれた個展のカタログ冒頭、に以下のような言葉があります。(88才のとき)

「・・・・今となってみると子供の時から、神経質、引っ込み思案、いわゆる小心者、泣きむしなのはぼくのことかと思う。   ・・中略・・  九十年の人生になろうとしている。全部がマイナスになれば、プラスに変わるという遊戯があった。そう行きたいね。」


私(画廊主)も同じような性格なので、先生の性格にひかれてずっと取り扱い続けてきたのかもしれません。
(今となって思えば)

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土方明司氏と大沢昌助先生(1994年)



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川越 伊佐沼湖畔にて画廊主と大沢先生(1994年)
by kg142 | 2016-01-30 17:23 | アート

1月28日



大沢昌助展始まりました。


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今日も遠方の方、久々の方が来場されました。
by kg142 | 2016-01-28 18:36 | アート