2009年7月12日
長野県歌「信濃の国」の作曲者 北村季晴について調べているという方から、先日お電話をいただいた。
「信濃の国」は、長野県民なら誰でも知っている歌なのだそうである。
北村季晴は先祖に国学者の北村季吟の出た家柄で、銀座の泰明小学校のところに屋敷があり、そこで生まれたとのことである。
季晴の長女 季美子は、大沢昌助夫人なのである。
生前季美子夫人が「門限に遅れると庭の木を伝って、二階のベランダから部屋に入った」というようなお話をされたことがあった。
何か映画のような話で、晩年の素朴な雰囲気からは想像出来なかったが、家柄を知ればさもありなんということであります。
今日、大沢昌助の絵が表紙になった「父娘の銀座」というエッセイ集が届いたので、また大沢昌助の話題となりました。
森義利 梯子 合羽摺り 1971年 70×59cm
木を伝ってベランダへ というのとはちょっと違いますが、
こちらは、「八百屋お七」が梯子を登って火事を眺めているところでしょうか。
浮世絵で描かれているのとは違って、歌舞伎の一場面のように様式化された
森義利の傑作の一つではないでしょうか。
8月はお盆休みを挟んで
「夏の掘出しもの展示会」 を開催します。
会期中のみの特別価格にて展示いたします。
18日(土)から始まる 長沢英俊展
サポート会議が一部を負担するという 特別価格のチケットがあります。
ご希望の方は、画廊にございますのでよろしくお願いします。
川越画廊のホームページ
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「信濃の国」は、長野県民なら誰でも知っている歌なのだそうである。
北村季晴は先祖に国学者の北村季吟の出た家柄で、銀座の泰明小学校のところに屋敷があり、そこで生まれたとのことである。
季晴の長女 季美子は、大沢昌助夫人なのである。
生前季美子夫人が「門限に遅れると庭の木を伝って、二階のベランダから部屋に入った」というようなお話をされたことがあった。
何か映画のような話で、晩年の素朴な雰囲気からは想像出来なかったが、家柄を知ればさもありなんということであります。
今日、大沢昌助の絵が表紙になった「父娘の銀座」というエッセイ集が届いたので、また大沢昌助の話題となりました。
森義利 梯子 合羽摺り 1971年 70×59cm
木を伝ってベランダへ というのとはちょっと違いますが、
こちらは、「八百屋お七」が梯子を登って火事を眺めているところでしょうか。
浮世絵で描かれているのとは違って、歌舞伎の一場面のように様式化された
森義利の傑作の一つではないでしょうか。
8月はお盆休みを挟んで
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会期中のみの特別価格にて展示いたします。
18日(土)から始まる 長沢英俊展
サポート会議が一部を負担するという 特別価格のチケットがあります。
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by kg142
| 2009-07-12 12:44
| アート