川越画廊 ブログ

寒い日が続きます




画廊創業のころは現在と違う場所に画廊があって、その近くの交差点の向かいに、吉田商会という自動車部品を扱う会社があった。
マフラーなどを街の修理屋さんへ卸す会社で、その社長が吉田嘉七さんといい、画廊の最初の常連さんになった方だった。

後で知ったことだが、吉田さんは詩人でもあり「ガダルカナル戦詩集」を出している。
吉田さんの奥様の妹さんが、一時事務を手伝っていて、品川さんといい都内から通っていた。(嘉七さんも新宿から通っていた)
品川さんのご主人が品川清という方で、「版画友の会」で知られた方だった。

それで「版画友の会」の方が来廊してくださるようになった。

回りくどい話になりましたが、すべて何か運に導かれて、画廊を続けてこられて様に思います。
いろいろな出会いを、時々記して行けたらと思います。

吉田加南子さんは嘉七さんの長女で、吉田商会を継いだ次男の吉田隆さんは先年、私と同年で亡くなってしまった。
品川清さんは、亡くなるまで毎月電車を乗り継いで、画廊に来ていただきました。


*「版画友の会」は美術出版社が作り、その後会員がNHK内で続け、90年代まで続いた。
池田満寿夫、駒井哲郎なと著名な版画家にオリジナル版画の制作を依頼し、会員に頒布した。








by kg142 | 2018-02-02 17:54 | アート