川越の祭り

45.5×38cm
ほこのきさんは富山県生まれで埼玉県でそだち、高校の修学旅行で訪れた奈良の芸術短大に進学した。
卒業後お金をためて、1978年から2年間南フランスや米国を回った。(その後4回渡仏する)
川越の絵も、青い空は南仏の空が原点となっている。
ほこのきさんは外国に行き来しながら、もっぱら百貨店で展示してこられた。
デパートでは担当者の裁量で企画展ができる。何よりも販売に主眼を置いてくれる。
現在は多少違うけれど、かつては美大も画廊も絵は売れるものではないし、売るものでもないという雰囲気があった。
すると仕事を持っているかお金持ちでないと、絵は続けられない。
だからデパートでの展示となるわけだ。
ほこのきさんは思い立ったら即行動に移す人で、私とは正反対だ。
20年ほど前長野県の現在のアトリエに引っ越す際に、私も何かしないと年を取るばっかりだと盛んに言われた。
確かにその後の20年は、ただ変化なく過ぎてしまった。
by kg142
| 2018-05-29 17:49
| アート