1

月曜日に「ムサパチ」(武蔵美大学院卒業制作展)を見てから、今週一週間ずっと出ずっぱりで展覧会を見て歩きました。
来場したら留守だったという方には失礼いたしました。
今日は近所のギャラリーR+で斉藤研先生他のグループ展のオープニングがありました。(写真)
また今日は、 ずっと以前に銀座の現代画廊のあったビルの最上階にあった「美術ジャーナル画廊」が
川越に復活しました。オーナーのコレクション展でオープンです。
天井高があり、よい空間でした。
一部上場会社が、川越に美術館を建設するという情報もあり、
川越に限って言えば、現在美術ブームなのです。
いずれも団体展系の作家を紹介するところで、
世の現代美術ブームとは趣を異に、
伝統的な作家たちも勢力を保っているということなのでしょうか。
かねてここでも書いていますが、
現在の世紀末美術も
5年後の2015年には一段落して、
21世紀が姿を現すことになるでしょう。
はたしてそれはどんな姿なのでしょうか。
毎度ローカルな話題で失礼いたします。
▲
by kg142
| 2010-02-27 21:49
| アート

昨年 碌山美術館で買ったカモミールの種を蒔いたら、たくさん生えてきた。
黄色い花は自然に生えた違う種類の花。
今日は春を感じるよい天気となりました。
来月の今頃には桜の便りも聞かれることでしょう。
吉田博の「喜多院の桜」という木版画を買ってくださった方が
喜多院に寄贈されるとのこと。

この作品は1935年の桜八題の中の一点。
他には京都の知恩院(2点)、嵐山、横浜三渓園(2点)、吉祥寺、弘前城などがある。
桜の名所は各地にあるのに、川越が入っているのが不思議な気もしますが、
当時から川越が景勝地として、ある程度有名だったということでしょう。
ここに描かれている多宝塔は、何度か移築されて、現在は違う場所にあります。
最初は川越日枝神社の近くにあったそうですが、道路拡張で移転したとのこと。
この日枝神社は小さな社ですが、赤坂日枝神社の元社という由緒正しき神社なのです。
このしだれ桜らしき桜の木は、現在も境内にあります。
今回の常設展示には、花の絵も展示しています。

岩崎勝平 水仙 油彩・板 1930年頃

古沢岩美 金木犀 油彩・キャンバス 20号 1992年
(秋の花ですが)
▲
by kg142
| 2010-02-20 14:20
| アート
展覧会情報
山中現展 福島県立美術館
2月13日~3月22日
ワンダーシニア30展 横須賀美術館
2月13日~4月11日
谷川晃一、相笠昌義 が展示されています。
関根伸夫展 ORIE Gallery 〒107-0061 東京都港区北青山2-9-16 AAビル1F
2月12日~25日
昨日は新国立美術館のルノワール展を見てきました。(券があったので)
人気があるだけに日本国内の美術館所蔵作が多く出品されていました。
どれも額縁が立派過ぎるような気もしました。
その後、六本木のおしゃれな画廊を何軒か拝見し、関根伸夫展へ。
宮崎日日新聞が生誕100年を記念して、「瑛九 光の冒険」という連載をしていて
2月3日の回に
川越画廊と瑛九の作品が紹介されました。
後日記事をスキャンしてここに追加したいと思います。
現在 日曜日、月曜日 は定休日となっております。
(展覧会会期中は別途)
▲
by kg142
| 2010-02-13 19:25
| アート

木版画展終了しました。
昨年末展、今回の木版画展と続けて埼玉版に取り上げていただき、
初めての方も来場されました。
お手頃価格の作品がよく売れた、という感じでしょうか。
あまり展覧会が開催されていないので、続けて取り上げられたのかと思ったら
そうでもなく、案内状はよく届きます。
多分偶然のことでしょう。
いただいたハガキは入口に掲示しております。
来場者はあまり多くないので、宣伝効果はそれほどないとは思いますが。
今日不動産屋さんが来て、更新しました。
この場所で15年になるので、より良い空間へ移転したいと常々思っていますが、
決断力がなく、更新日が来てしまいました。
川越から西の奥武蔵というエリアには、
多くの、いわゆる画廊喫茶というのがあって、おそらく50以上はあると思われます。
「どこどこの空間はアプローチが100メートルある」とか
いろいろ来場者から聞いて、これから行ってみようと思っています。
ネットで見ると最近はカフェが流行っているらしく、
とんでもない田舎のカフェが、全国誌に紹介されて、
都内や他県からお客さんが来るというところが、このエリアにあるそうです。
最近コンビニが頭打ちらしいですが、
便利な時代に不便なところを目指して来る人がいる
というのがおもしろいと思います。
わが画廊もこの際、不便を売り物にしてゆこうと思うこの頃なのです。
▲
by kg142
| 2010-02-09 19:06
| アート
1