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今日は銀座に出てSオークションの下見会、資生堂ギャラリーの石内都展を見て、交換会を少し見た後、川越に戻って、市立美術館の川島清展の内覧会へ行く。会で前の席にいたTさんと内覧会でもお会いした。コレクター、学芸員など来られていた。
石内都展
https://www.shiseidogroup.jp/gallery/exhibition/
川島清展」
http://www.city.kawagoe.saitama.jp/artmuseum/tokubetutenji/toku-index.html
版画は複数エディションあるので、自分所有のものが他で安く出たりするとがっかりする。逆に今はやりのものが高く出回ると、自分の在庫も高くしたら、その後値が下がり困ってしまうこともある。
つまり何かとちぐはぐなのである。
飛躍しますが、
今年のキーワードはちぐはぐではないかと思う。
イギリスのEU離脱問題、同じように推移するとトランプ大統領も現実味を帯びてくる。
日本では不安定化を恐れてか、参院選で政権に不満票を入れなかった。
日本はとりあえず安定政権で良かったのではないだろうか。
この機会に憲法以前に大改革をしたらどうだろうか。
夏の展示
7月27日(水)~8月3日(水)
日・月 休み 12:00-19:00
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by kg142
| 2016-07-23 11:39
| アート

泉茂 作品 エッチング 1955 17.5×23.5cm (小野十三郎 詩集 大阪より)
泉茂の版画 は、解説が進まぬうちに最終日となってしまいました。
地味な展示もコンスタントに来場者があるので、今後も地味にまいります。
夏の展示は、作者不詳作品を何点か集めて展示いたします。
明日は臨時休廊いたします。
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by kg142
| 2016-07-21 19:05
| アート

夏の展示
7/27-8/3 日・月 休み
暑さのためか今年は早くも夏休みの雰囲気です。
夏祭りや外出があったりしますが、夏の展示は会期を少し早めに変更いたします。
ヤフーオークションは出品点数を徐々に増やしております。

出品リスト
http://sellinglist.auctions.yahoo.co.jp/user/kawagoeg
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by kg142
| 2016-07-16 18:47
| アート

泉茂 ドンファン エッチング 1954 ed.30 第4回サンパウロビエンナーレ(1957)

泉茂 深夜のセロ弾き エッチング 1954 ed.30 第4回サンパウロビエンナーレ(1957)

泉茂 層 エッチング 1961
1959年渡米、抽象表現主義の洗礼を受けて、NYで描かれた作品。
中央の立て2本の白い帯は、摺りむらではありません。
横に走る線が、その部分だけ細く描かれているため、地の紙の色が透けて白く見えるのです。
長い実験と模索の時代の始まりの時期の作品。
川面のように見えたり、甍のように見えたり、魅力的なエッチング。
個人的なフォルムや感情を排して、一般的、普遍的画面を作ること。
泉茂の言葉
「絵を描くことではなく、絵を造る方法を考えること、これが作品に対するぼくの姿勢である・・・」
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by kg142
| 2016-07-08 17:14
| アート

泉茂の版画 一部を展示しました。
ヤフオクに北川民次の小さな版画を出品しました。
フェイスブックはまだよくわかっていませんが、ページを作りました。
ヤフーオークション
川越画廊 Kawagoe Gallery

Facebookページも宣伝
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by kg142
| 2016-07-06 18:40
| アート
今年も早半年が過ぎて、夏本番となりました。
あまり期待されているとは思われませんが、展覧会を開催しなければというプレッシャーを常々感じていて、この度は泉茂の版画を展示することといたしました。

このエッチングには左下にエディション番号、右下にサインと制作年が1951と記されています。
資料(画業 泉茂1989講談社)によれば、エッチングを始めたのは1953年10月とあるので、この作品は最初期の作品ということになる。(あるいは制作年の誤記だろうか)
いずれにしても1954年には、エッチング集第1集、第2集と刊行し、エッチングによる個展を開催している。
(*エッチング集第2集(8点組)は、今回展示いたします。)
そして、1957年第1回東京国際版画ビエンナーレで新人奨励賞を受賞する。
この受賞作はリトグラフで、短期間にエッチング、リトグラフという版画技法を習得してしまったのである。
1959年の渡米の年には、版画作品によってある程度の知名度を得ていた。
おなじデモクラートのメンバーだった池田満寿夫と同様に、泉茂も版画によって華々しくキャリアをスタートした。
だから、泉茂も版画家になるべきところだったが、そうならなかった。それを断ち切ったのが、渡米だった。
技術にこだわり熟達し、技術をより深めてゆくと、趣味的な作品になってしまうという一部の版画家が陥る危険を察知してのことだった。
よって泉茂の版画は、画家の版画なのである。
洋画家の版画と言えば、写真製版による複製的な版画が一般的である。
泉茂はキャンバスに描いたイメージを、再び版に描いて、自分で腐食するあるいはプレスするという、創作版画家の手法で制作している。それが泉茂の版画なのである。
つづく
川越画廊のホームページ
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by kg142
| 2016-07-01 19:17
| アート
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