現在 埼玉県立近代美術館で、「関根伸夫の資料」と「位相大地の映像」が展示されています。
モノ派アーカイブとして、この資料に多くの人がアクセスして、モノ派研究が進んでゆくことでしょう。
埼玉県立近代美術館
DECODE/出来事と記録-ポスト工業化社会の美術
http://www.pref.spec.ed.jp/momas/?page_id=414
2014年9月 川越画廊30周年記念として長瀞ツアーを開催しました。(一株株主優待)
何人かと長生館に泊まり、ライン下りなどを楽しみました。
零細画廊としては近場の長瀞が精いっぱいでしたが、今となってみればよい思い出となりました。

(縁あって創立の時、先生にも一株株主になっていただいた。)
埼玉近美で開かれる秋の企画展に関連して、今年亡くなられた関根伸夫先生のことが、取り上げられています。
埼玉県立近代美術館
広報紙ソカロ、PDF形式
http://www.pref.spec.ed.jp/momas/?action=multidatabase_action_main_filedownload&download_flag=1&upload_id=6398&metadata_id=74

関根伸夫先生は、今年2019年5月14日亡くなられました(日本時間)。(76歳)
菅井汲先生は、1996年5月14日に亡くなっています。(77歳)
(二人は命日が同じ)
関根先生は早くして亡くなったと思いましたが、菅井汲先生の時は、それほどにも思われなかったのは、
自分の年齢との差が関係しているようにも思えます。
既報の通り 関根伸夫先生が14日に亡くなられました。ご冥福をお祈り申し上げます。
まさに戦後の一時代が終わった感のある、巨星墜でありまます。
軽井沢に靉嘔展と島州一展を見に行った。

http://knam.jp/

作品の点数も美術館の大きさも、鑑賞するのにちょうどよい規模をなっているように思われた。「展示室5」靉嘔ヒストリー では、印刷物の展示などもあるのだが、NYのロフトを思わせる雰囲気がある。
靉嘔とはどういう作家なのか、ということを知るのに、うってつけの展覧会でありました。
島州一展は、「Tracing-Shirt」と油彩がメインの展示となっていました。
https://www.suju-masayuki.com/shops/gallery.php

御影石 御伊勢塚公園(川越市)
遠方の方に教えていただいたブラジル料理店に行き、花の終わったカッパの公園に寄った。
最後に寄ったお目当ての店は定休日でした。


関根伸夫展は好評の内に終了いたしました。
短い会期ながらも多くの方にご来場いただきまして、当方はエネルギーを頂いたようで、体調がよくなりました。
引き続き会期を延長して展示しております。(不定休)
ただし、新作の水彩・デッサン以外は順次、常設展に移行してまいります。



今日から「関根伸夫 考える環 新作デッサンと版画」を開催いたします。
関根伸夫オーラルヒストリー
http://www.oralarthistory.org/archives/sekine_nobuo/interview_01.php
http://www.oralarthistory.org/archives/sekine_nobuo/interview_02.php

2018 水彩・他 61×45.7cm

1991 位相絵画 GH3 10×14.8cm

1975 シルクスクリーン 42×35cm ed.100
デッサンは10点中、5点のみ展示。

彫刻のプロジェクトというテーマは一貫していますが、新作は以前に増してより力強い作品となっています。
都合により、会期は短めですが、ご高覧頂けたらと存じます。
関根伸夫展 考える環
2018年 9月19日(水)-28日(金)
毎週 水・木・金 13:00~18:00 OPEN
新作デッサン・位相絵画・リトグラフ・シルクスクリーン
芸術新潮 1993年2月号に
戦後美術ベストテン が特集されています。




文字がクリアーに写っていませんが、《位相-大地》は初めて製作した立体作品だった。・・と書かれています。

2018年 水彩・コラージュ 鉛筆 61×45.7cm

ブブノア 花 リトグラフ・手彩 50年代 41×33.5cm
ブブノアは「日本絵画の特徴はマチエールだ」と言っている。
同じ墨で描いても、和紙の種類によって 滲んだり、光ったり、はじいたりすることを言っているようだ。
水墨画を研究して描いたモノクロのリトグラフと、フォービズムへの親近感から描かれたのがこの作品である。
(Varvara Bubnova 1886-1983) Варвара Бубнова
ワルワーラ・ブブノアと創作版画家たち
2015 5.19(火)-6.6(土) 12:00-18:00 日・月 休み
ブブノア・恩地孝四郎・山口源・織田一磨・川上澄生・小野忠重・谷中安規・棟方志功・平塚運一 他

小野忠重 ハイデルベルグの街から 木版画 1961 23×30.5cm ed.20
現在 ミラノのムディマ財団 (Fondazione Mudima)で「もの派展」 が開かれています。
21/05/2015 ~ 19/09/2015
http://www.mudima.net/portfolio-items/mono-ha/
同所で11月に 関根伸夫の個展が開かれます。
関根伸夫のオーラルヒストリーが公開されています。
http://www.oralarthistory.org/archives/sekine_nobuo/interview_01.php
http://www.oralarthistory.org/archives/sekine_nobuo/interview_02.php
先日新宿で飲み会の前に中村屋美術館を見ました。
荻原碌山、中村彝、戸張孤雁など中村屋サロンの作家は、若くして亡くなっています。展示の中で、中村屋の長女俊子を描いた彜の作品が良かった。日曜日で外は賑やかでしたが、こじんまりした美術館内はほとんど人がいませんでした。
29日BS日テレで紹介されるようです。
中村屋美術館
https://www.nakamuraya.co.jp/museum/

以前 会津の道の駅で購入した山アジサイ
川越画廊のホームページ